Modeling note File 10
 ヤマハ125 YA−A 125cc 1957年 第2回浅間火山レーサー
 第12回  10月27日  部品がほぼ揃いました
下ごしらえの終わった部品を集合。
これから塗装と張り合わせをしながら
ブロック毎まとめます。
この段階では殆ど基本工作の積み重ねで
苦手の塗装がありません。
自分の頭のなかでは、全て完璧の完成を
夢想しているこのステップが好きです。
待ち焦がれた新しいキットの箱を開けた
時の同じような心境でしょう。
本当はこれからが大変ななのですが。・・・


いつものミスですが排気管を
作り忘れています。
後輪スイングアームは、
集合時間に遅刻しているみたいです。
後部車番プレート
いつもは03mmのプラ板を楕円形に、周りの
リブ表現に05mmのロッドを貼っていましたが、
丸いプラ棒と隙間処理が気になり、
何とかしたいと思い、工作方法を変えてみました。
リブ表現の丸ロッドの裏半分を削って半円にして
張り合わせました。

実車はフエンダーステーに4本留めになって
いますからバンドも併せて作成しました。

これは未工作の状態です。
プレートの出来上がり

左側はマイナス半皿ネジ(1・4mm)をプレート
表面と同じ高さに埋め込んで、リァーフエンダーの
ステーを挟んで取り付ける状態の完成品です。
このマイナスネジは1:12スケールカウリング
用としてオークション市場で通販で購入しました。
但し皿部分が厚いので落ち込みを工夫しないと
出代が大きく異様な感じになります。
高価ですがキッチリ工作すると1:9スケール
にはジャストフイットします。
 第13回  10月29日  塗装を開始しました
エンジン
およその感じで仮組みをしています。
資料から読み取れない部分がまだ少し
あります。
キャブのチョークは市販YA−1の場合、
ファンネルの金網の前のシャッターを
スライドさせる形式と記憶していますが、
このキャブのサイズや構造から通常の
チョーク形式だろうと想定しています。

ではどこにレバーが?ハンドル周りには
見当たりません。タンクの下にそれらしきノブが
ありますが、あるいはエンジンOFFのスイッチか、そうでないかも知れません。
とりあえずフレームのどこかに付けるように
します。

マグネト側のクランクケースカバー。
ゴムブッシュを介して
高圧コードが出ています。

塗装とグリップがついた
クリップハンドル。
とりあえず特徴的なレバー先端に
改造しています。
フレームの塗装と仮組み
フレームの塗装を終わらせないと作業が
全く進行しません。確実な資料情報に基づいて
フレームカラーを調色しましたが、和訳栗色ですか
特殊な色合いで苦心しました。
下地色を常にベースホワイトで仕上げている
関係で、色が明るくそして深みのある色合いに
変化していきます。
いつもはソリッドカラーの場合深みのない引いた
表現になるのに何故?・・・・・・・・
多分塗料の顔料の性質でしょう。
何回もテスト吹きをして取り組んだつもりですが。
テストは平面あるいはランナーに。本塗装とは
形状の違いも影響するようです。
いつもながら塗装の難しさを痛感しました。
スタンドを
前後輪を取り付けて最終的なバランスを確認する
ためにはスタンドが必要になります。いつも簡単に
仕上げてスタンドは重視していません。
今回まだ気持ちが乗っていることから本格的にと。
ところがミュージアム展示はありませんから、
整備工場?あるいは倉庫の中で使われている
ものにしました。フアクトリーチームですから色んな
形状(片持ちを含めて整備台に置かれたもの)が
あります。中から少し頑丈ですが大きなパイプを
組み合わせ形状が一番ハッキリしていたので
真鍮パイプ3mmを中心に製作しました。
全て接続面は孔を空けて半田を流さないでも
壊れない程度まで頑張りました。
所要時間4時間強を要しました。未塗装ですが
黒一色で間違いないと想定しています。
仮組左側
ともかくFフォークに前輪・後輪も仮に組み付けて
みました。
エンジンレスですから間延びした変な
感じです。写真のバックが白なのですが
妙に引いてタイヤのトレッドすら見えません。
写真のバックを薄い黄色に変えて
みました。だいぶ見易くなりました。
セミWシートは未塗装です。
色は実車のとおりにしますが、
しばらく着けたり外したりするので、
下地のままにしています。
Fフォークのスプリングサスは外つきです。
実車の巻き数が数えにくいこともあって
先送りにしています。

タンクレールの下の切り込みはカウル
取り付けのU型のアングルが取り付きます。
シート下のラグはキャブのフロートを
取り付けます。
             
あとがき
やっと完成部品の塗装を開始しました。実車の資料写真はほぼモノクロです。
一部の資料でカラーがありますが、モノクロにあとから着色したもので赤色以外は
必ずしも正確ではありません。フレーム・タンク・シート・カウリングの色を想定で
塗装することは出来ません。私の塗装技術の稚拙は別問題として、せめて模型を作る側は
その正しいカラーを把握しておく事は当然の義務だろうと思います。
今回、たくさんの人のご協力で資料の検証や一番問題のマシンの色が分かり1:9に
立体化することが何とかできそうです。
次第にペースも上がり調子も出てきました。完成まで更に頑張ります。


 14回  11月5日  不足部品の追加工作
忘れたいた排気管の下こしらえ

HB社から新しく発売された014mm
プラ板を巻いてみました。
プラセメントを使いましたが接着後に
見ると皺になったり溶けたりして
巻く工作には少し不向きのようでした。
結局025mm厚エバーグリーン製に変え
テーパー角の異なる2個のメガホンを
作って接いでいます。
飛び出している3mmロッドは作業を
楽にするための握り手で完全整形の
あとで切断します。
ブレーキペタル

08mm厚アルミ板を切り出しています。
金属加工は難しいですね。途中何度も
プラ板に変えようかと思いましたが、
苦手意識を払拭させるために手持ちの
工具を全て駆使して何とか出来ました。
変速ペタル

今回は全部アルミ製です。
ロッドは洋白線を使用しています。
このシフトペタルは踏み込み側に
ゴムのリンクが付いています。
また、踵側にスリップ止めの切り欠きの
あるシーソータイプです。
難物で相当時間をとられました。
写真を見易くしようとバックに黒色を
使いましたが、逆効果でカメラが勝手に
反応して明るすぎる結果になりました。

写真撮影の難しさと言いますか、
標準的な写真が撮れない悔しさを痛感しています。
特製の回転計盤面
ご好意で提供戴いたパネルです。
ヤマハの音叉マークにご注目。
実はドルフインカウルのなかで
殆ど見えなくなるので残念です。

メーターの背面にはデフギヤーを
付けています。
Fフォークサスコイル

巻き数が分かりましたので追加
工作しました。
フォークは3・8mm径のアルミパイプ
を旋盤で磨きをかねて3・7mmまで
小さくしています。
エンジン架装

仮組が終わったのでエンジンを
積んで細かい調整をしています。
実はまだ忘れているパーツが
続発しています。
肝心のエキゾーストパイプを
用意していません。
完成時期が遅れるばかりで
写真撮影不調と重なって、
気が重くなっています。
右側面

完璧の出来上がりは両サイドの
ゼッケンプレートだけみたいです。
塗装の終わった
シート


複雑なカットで
構成される
ロングシート。
薄いプラ板の
貼り合わせで
若干のうねり状態
を何とか表現でき
ました。
あとがき
待ち望んだ三連休。そのなかで工作と写真撮りの繰り返しで、今まで
肩凝りなど経験が無かったのですが、首が少し痛くなりました。
写真の塗り薬を使っていますが、家族から顰蹙
(ひんしゅく)をかっています。
「もう少しゆとりのある趣味って無いの」特に反論はしていません。
「何故、薬の写真を」これはデジカメの設定を変更した時にテストで写しました。
「上手くなるデジカメの100の技」こんな参考書などを読んで勉強していますが
まだ理屈が分かりません。製作した写真撮影台もお手上げ状態です。

次回15回は最終回完成編の予定です。
 モデリングノート目次にもどる  次のページ最終回に トップページにもどる