Modeling note File 10       
 ヤマハ125 YA−A 125cc 1957年 第2回浅間火山レーサー
  第8回  9月10日 クランクケース他
クランクケース左右

左がマグネトダイナモ側のケース
Dスプロケットはケースに覆われて
露出していません。チエーンの調整などを
考えますと工作上とても楽です。

右がクラッチ側になります。
左右何れも未工作ですが、変速シフトの
シャフトや回転計の取り出し口、
湿式クラッチの分厚い蓋などが追加されます。

下2点は追加部品です。
エンジンの仮組

両面テープで貼り合わせて仮組み
下地塗装が終わるとまた剥がして別々に塗装します。
下地塗装(サフエーサー)を軽く吹いて
プラ生地の処理具合を確認しています。
このあと相当数のマイナスネジを
作らなくてはなりません。
左側部分

クランクケースの前面フインの工作がが
思ったより時間をとりました。

資料も随分検証したつもりなのですが
誤った思い込みで、良くみると、とんでもない
間違いをして「しまった」の連発です。
事実を把握して省略するの事と、
誤りに気付かないでは大きな違いが
あるようです。
 第9回  9月16日 ステップキャブ
フレームの基本形は出来ていましたが
細部のステップ部分が不明であり後回しに
していましたが、形状が何とか分かりました。
材質は鉄製でしょう多分、中空だと思います。
実車ではフレームに溶接されているようです。

(溶接部分に平板を介していますがこれは
省略しました)
ステップ

ゴム製で横溝がある形状ですが
軸が貫通しているので複雑な
加工をしています。
三国アマルキャブ

右からエァフアンネル、広がった
部分に真鍮の金網が
付いています。

左が本体、いつものように
プラロッドとプラ板の組合わせ
です。傾斜したマニホールドが
意外に難物でした。
早く塗装を済ませ、ひとつの部品
だけでも完成させたいのですが、
時間が少し足りません。

自由のブルース補足編
前回、ご紹介したお笑い芸人「犬井ヒロシ」君の番組見ましたか。
彼は元々漫才の出身でした。某テレビ局の古いお笑い番組の再放送で、
「サバンナ」というコンビ名でサングラスなし、素顔のままで出演していましたが、
特徴のあるやさしい関西弁ですぐに現在の彼だと判りました。
一大発見のつもりで誰彼となく話しましたが、どなたも相手にしてくれません。
(こんな番組を観る時間があるのに製作時間がない?)

 第10回  9月18日 ガソリンタンクの下準備
連休前に前もって準備しようと、
ガソリンタンクの素材を用意しました。
タンクの外側(3次曲線)だけを
ソリッド構造に、基本的に中空にして
軽量化を図っています。
2mmプラ板3枚を積層して圧着、
型紙を貼り付けて裁断しています

タンク上面部分は2・5mmプラ板を
曲げて(この厚さになると直熱であぶるしか
方法が無いようです。原始的な手段で
ガスライター使用)張り合わせています。
プラセメントが完全接着するまで時間が
かかります。
3日間ぐらい経過しないと成形できません。

ポリパテで曲面部分を作る方が工作は
早いのでしょうが、経年変化が激しかった
記憶があり、再挑戦できかねています。

次回までにタンク・シートを何とか完成させようと思います。トップページのマッキーの写真も取り替えなくてはと、思うのですが、なかなか進行しません。頑張ります。

 第11回  10月15日 ガソリンタンクの成形

今まで、素材の違いはありますが相当数のガソリンタンクを作ってきました。
当然、マシンが異なるので同じ形状のものはありません。
それでもタンクのプロポーションがそのマシンを決定づける事から何とか資料から
算出したサイズを削りだして、大方の雰囲気を読み取りさらに微調整を重ねています。
しかし今回は若干様相が違っていました。三面図から割り出したサイズで
ではどうしても似ていない別のものに見えるようです。
どなたでも同じような事があると思いますが、気になるとどうしても納得できずに
間違っているのではと思い込んで前に進みません。
結局、タンクの形状について8枚の写真からもう一度検証しながら推定のサイズを設定して、
微妙な曲面を削りだしました。乾燥時間も十分とってパテなしで最終的に2週間以上の
期間がかかりましたが、何とか発表できる出来上がりになりました。


ガソリンタンク

削り込みを想定して、通常より余分に
プラ板を積層しています。
その分思い切ってルーターが使えました。
タンクキャップはアルミ製のねじ込み型
のようですが形状の確認がまだ十分出来て
いません。

厚みがある分だけ重くなっています。
中空のメリットごく僅かです。
シート

タンクと併行作業をしたシート
素材は全てプラ板を使用。
シートエンド部分は中空です。
画用紙を使って曲げの部分の展開
型紙を作って、木槌の柄を雄型にして
05mmプラ板を曲げ加工しています。
形状はシートストッパーの高さなど
同じYAでも微妙に違いがありました。
数学ではないのですが中間的なサイズに
まとめています。
カウルリング
最初からの最大の難関だと思っていましたが、やはりそのとおりになりました。材質をプラ素材と決めて、8分割の細かな曲面を作って張り合わせて加工しています。使用プラ板を厚さを1mmにして、確実に接着してから表を成形しました。さらに裏打ちに05mmを継ぎ目に当て物をしています。最後に瞬間接着材をたっぷり流して固めています。完全接着のあとルーターで裏側を
05mm厚くらいまで薄く削りました。
実車はペラペラで折り返しの曲げが入れてあります。
工作ヒント
予め外形より小さい雄型をバルサ材で
作ってその外側にプラ板を貼り合わせます。
そうしないと工作途上で型崩れして組み立てが上手くいきません。
ステアリングヘッドから長く突き出した
カウリングステー。複数の資料から
この形状であると断定しました。
車番の裏にあたる部分はかなり大きめの
角プレートに4本のビスで留められています。後述しますが下部から支えるステーと併せて、相当頑丈なつくりになっているようです。
コースの路面条件を考えると当然の対策だと思えます。
左右に出ている支えはカウリング下部に
留めてありますが、細かい部分が判別でき
ていません。
ホイルの養生?
前回のアエルマッキのホイルについて、
スポーク張りの前に
養生をしてと
書きましたが、建築用語ですか一般的で
ないのでお問い合わせがありました。
写真のようにリムの縁と横にマスキング
テープを貼ります。
円形ですから曲げ込み部分をハサミで
開いて貼れば1回の作業で終わります。
先ず安心して工作が出来て、塗装面は
全く無傷で完成します。
但しテープは糊が弱いものを(タミヤ)
銀色が剥げることは今までありません。
ホイルの完成
写真左が前輪用です。YAはこの部分だけ
市販車と同じように片ハブになっています。
少し手古摺りましたが、NOGRYUさんの
自転車ハブからみれば凄く大きいものです。
トレールタイヤのパターンを資料と見比べて、ほぼ問題ないと言い聞かせています。

だんだん悪い癖で出来上がったような
気持ちになり始めています。


タイヤサイズの刻印は全くの不一致で
全て削りとっています。
フロントフエンダー
工作のなかで私にとって最も難しいと
思うがフエンダーつくりです。
プラの3次曲面は曲げ加工が簡単に
出来ません。結局ジャンクから1:8の
BMWかなにかのフエンダーを切り貼りして
何とか形にしました。
フエンダーステーは外留めでリベット留めに
なっています。
Fフォークに仮付けを何度も繰り返しタイヤ
との間の微妙なクリアランスを調整しました。
この作業だけで3日間を時間で延べ
12時間以上費やしています。
参考写真

ちょっとわざとらしい写真を1枚掲載しました。
フロントフエンダーのリベットを
削りだしています。
頭08mm径の真鍮釘を06mmまで小さく、
薄く加工しています。
ルーターで慎重にやれば比較的きれいに
早く終わりました。
今まで虫ピンを使ったりしていましたが・・・・
少し安易な工作だったと反省しています。

あとがき
9月下旬から少し仕事に追われて、頭の中が切り替えられない感じでした。
仕事場では「何のストレスも無いでしょうから気楽で良いですね」とか言われて
他人の眼にはそんなお気楽人間に写っているようです。決してそんな事はありませんが・・・・・
何故でしょう・・・・・・
大方の部品つくりの見通しもついたと思います。これからパーツごとの塗装を
しながらブロックごとにまとめていくつもりです。
しかし、こんなに時間がかかるのも久し振りです。プロ野球のパリーグが面白すぎました。
相当これに時間をとったのが工作遅れの主原因です。
部品を全部集めて、キット状態にして写真撮りをすると新たに勢いがつきそうです。
来週以降、あまり間隔を空けすぎないように手順を再整理して取り組みます。


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