Modelingnote ヨシムラスズキGS1000鈴鹿8耐1980
残暑お見舞い申し上げます

今年の夏の暑さは本当に参りました。元来どちらかと言えば元気印なのですが、あまりの暑さの連続でめまいがしてきました。熱中症というのは年令を重ねると水分不足を気付かないようになって補給を怠るからだそうです。病院で点滴を受けるような無様な夏休みに変貌しました。帰省してきた孫だけが凄く元気で、そのお付き合いで作品も工作が進まず、またまた出来ない理由を並べ立てる結果になりました。
カレンダーを見るとすでに9月も中旬になり約1ヶ月ほどだらだらしていたようです。

いつものように部品つくりの途中はプラ素材の切り貼りばかりで味気ない写真の連続になっています。

(写真はちしゃ猫?こんな高い所にいました。DLで)

 9月13日 第回  フレーム工作のつづき
スイングアーム素材

実車はアルミパネルを組み合わせたボックス型で構成されています。パイプの曲げは何とか習熟したつもりですが、角ものを曲げるのは出来ない・・・・
結局はプラ板を糸鋸で切り出して図面どおりの正しい曲面を上下2枚つくり、左右から平板を曲げながら貼り合わせるというような手法をとりました。
難しいのは糸鋸の使い方が不慣れで、刃の折損と時間がかかりました。
アームの基本形

さらにピポット部分を追加して平面部分を組み上げて基本形をまとめます。この段階でリヤアクスルの位置や、フレームとリヤサスなどのラインなどを正確に設定しておきます。

使用するダイマグホイルは後輪タイヤと併せて80グラムもあります。キチンと実車資料に併せて平板での補強や軽め穴の処理をしています。
断面部分です。

1mm:0・5mmのプラ板の組み合わせです。
最初は多分脆弱な構造だろうと片側に一部芯材を入れてみましたが全く不要でした。
とても強固なものになり先ず捩れは考えられません。
スイングアーム完成品(下側からみる部分)

スズキRGBなどに見られるゲージ型の構造です。
手前に見える大きな補助アームには中心にアルミ溶接の後がかなり大きく見えています。塗装しないと何とも言えませんが、017mmプラ板を05mm幅でスライスしたものを貼り付けています。
スイングアーム完成品(左真横から)

ドライブチエーンのラインの関係からから右側とは全く異なる補強部分です。勿論この素材はソリッドです。2mm厚のプラ板から糸鋸で切り出しをしています。チエーンが通る部分は大きくオフセットして
おり実車ではそこで継ぎ目があります。
折角の曲げ加工を切断して継ぎ目を作っています。
スイングアーム完成品(右真横から)

右補強アームの素材もソリッドです。2・5mm厚の
プラ板から同じく切り出しています。
こうして左右を含めていろんな角度から見ると複雑な構造が歴然としています。しかしその強度はさすがで、80グラムの後輪をつけてもびくともしません。

最近の製作はは軽量級のレーサーが中心になっていたので、次第に大振りの頑強なリッターマシンにまだ若干の抵抗があります。

仮組み

とりあえずフロント周りと、Sアームをつけて図面との確認作業をしました。
フレームにはまだ電装品やオイルキャッチタンク、高圧コイルの取り付け場所など未作業がたくさんあります。クリップハンドルも仮付けしていますが同じように付属部品を造らないと進みません。

普通の場合、この辺で見通しがついたと言っているのですが、今回はそう簡単ではないようです。
リヤブレーキ

リヤのデイスクはベンチレーテッドの構造になっているためスリットを挟んで両面から貼り合わせるよにしてみました。ただデイスクの厚みを抑えるために03・05・05のプラ板で出来上がり1・3mmにしました。
外側から

実車と一部変更しています。ダイマグホイルの仕上げ穴に合わせています。実際はブレーキケースとスイングアームに殆ど隠れて見えません。
むしろブレーキパッドがあたる部分をどう処理するかが課題です。
内側から

ホイル取り付けボルトは表側だけで裏側は何もありません。多分最終的には接着剤でホイルに貼り付け、そんな結果に終わりそうです。
この部分はブレーキキャリパーが出来てから再検討と先送りにしました。
ベンチレーテッドの部分

写真が完全に失敗です。実際はほぼ完璧のスリットが表現できているのですが見えません。プラ素材の白色が原因なのか良くわかりませんが、塗装後にもう一度撮り直してみます。


労多くして工作は進まず!
時間をかけている割に結果が出せていません。
この後リヤサスやブレーキ類の追加部品を工作予定です。このままで行くと完成の目途が付かないようではとんでも話になります。ともかくたくさんの追加部品を根気良く頑張るしかないようです。
 9月27日    第 リヤサスペンション他
リヤブレーキ

リヤデスクブレーキ本体部分です。フロントと同じようにプラ材の貼り合せで構成しています。
ここはリヤスイングアームの上に位置するので良く見えるところです。
たくさんの写真もあって工作はともかく、形状や突起など実車と大きく違わないように気を配りました。模型サイズは12mm角程度ですから悲鳴を上げました。
写真右から
上の写真と同じですが関連づけに。

写真中
リヤスイングアームにつくブレーキホルダー部分です。

写真左
リヤアクスルシャフト。実車では中空になっていて
スタンド用のシャフトが通ります。2mm真鍮パイプをネジ切りをして、同じく真鍮ナットを1・2mm厚に薄く加工しています。
写真左
スイングアームのアクスルシャフト外側部分に付くスライダープレート。このプレートの上にシャフトナットで固定されます。実物は縦に長方形で写真が間違っています。

写真右
リヤスイングアームの後端に付くチエーンアジャスターです。1mmのタップを立てていますのでネジとWナットを追加する予定です。
写真上(小物シリーズです)
フレームダウンチューブに付くとエンジン前上用のハンガープレート。

写真下
フレーム下側から支えるエンジン架装用プレート
強度の問題から07mmアルミ板を使っています。実車ではほんの少しフレーム側(下側)が円くなっているようです。
リヤサスペンション

当初、プラ素材を予定していましたが1:12の同じサスペンションを旋盤から削り出しをしている方がいました。
1:9でプラ材は少し雑すぎるように思いアルミから削りだしに挑戦しました。
旋盤作業はまだまだで手作業の修正が多く出て予想以上に時間を要しました。
完成したリヤサス

スプリングコイルは錫メッキ銅線08mm径を使っています。手元にあったカンペの手摺用スプレー黒で塗装しています。金属の場合安心してラッカースプレーが使えるのがいいですね。
バネレート変更用の溝切りが最大の難関でした。
サブタンク用のパイプなどは未工作です。
実車ではフレームシートレールにタイラップで付けれられているサブタンクです。ここではアルミパイプ・ロッドの2重構造に真鍮パイプを埋め込んでいます。
スタンド

リヤサスを含めて足回りの仮組みが必要になってきました。そのためにはスタンドを用意しなくてはなりません。15mm真鍮ロッドと12mm真鍮パイプで実物どおりのにスケールダウンしました。
実物は黒色塗装なのでまた例のカンペスプレーが使えそうです。現在プライマーの下地処理をして乾燥中です。自然乾燥であればやはり1週間くらい経過して塗装したほうがいいようです。
横のT型の部品はアクスルに通す棒?です。
半田付けは苦手です。道具の鏝は3種類もあるのですが上手くいきません。
フレームの仮組み

スイングアームとリヤサスを組み付け、最終的な
微調整と修正を終わったところです。
途中段階でチエックを重ねていたのでほぼ設計どおりで心配する歪みも全く出ませんでした。
やはりフレームに使用したプラロッドの素材が3mm径と大きいからだと思います。
やっとここまで!

コスモ製のダイマグホイルに予定した前後輪のタイヤを履かせてスタンドにセットしてみました。
勿論、ダンロップ銘柄のタイヤがありませんのでメーカー表示部分だけは削り落としています。
真横からの実車写真は相当たくさんありますから、A4版で複写して重ね合わしていますが、ほぼ許容範囲におさまっています。
少し上から
クランク出力140hpを路面に伝える4・00/6.00・18のタイヤ。転用部品で今回一番のは困ったタイヤ探しでした。


まだ続く小部品の工作
ハンドルまわり、メーター部分フレーム、前照灯など、小さくて面倒な部品つくりの作業が終わっていません。そしてチエーン(気が遠くなりそう)残っている行程が少し負担になっています。
しかし峠は越えたと自分に言い聞かせています。
(ボヤキが多くて恥ずかしいです)
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