マレーシャGP観戦ツァー

TEA ROOMのコーナーは、模型製作の忙しさという言い訳でつい後回しになり
内容も新鮮味の欠けるつまらない話になりがちのようです。
今回は、賞味期限内でマレーシャGP観戦ツァーを側面からお伝えしましょう。

セパンサーキットのメインスタンド風景。
250ccクラス出走前の静寂。
右端の人物は現地の人ではありません。
同行した雁の巣会員のメンバーです。






コダックのスナップカメラで撮影しています。
写真撮影は本当に駄目だと痛感しました。
本年の4月から、マレーシャ航空が福岡からクアランプール行きの直行便を再開しました。
お世話している元レースのクラブ「雁の巣会」の会員の皆さんと「これで今年は実行出来る」
と大張り切りで(実は昨年も同じ企画をしましたが、シンガポール経由で期間と費用の問題で中止)
3月下旬から準備を重ねていました。会員間の仲間意識は40年以上の交流もあって、絆は
固いのですが、海外旅行は初めての試みでした。参加総勢14人、皆それぞれ強い個性の持ち主で、
出発寸前まで楽しく無事帰福できることを願っていました。

福岡国際空港から午前11時に出発、約6時間ほどで午後5時クアランプールに到着します。
空港からクアランプール市中心地のシャングリラホテルまで約1時間、70キロくらいありました。
気温は39度、ほぼ年中薄曇りだそうですが、その暑さは半端じゃありません。「一番暑い時期だから」
ガイドに言い返されましたが、涼しい時期でも30度くらいになるそうです。誰か「焼け死ぬかもしれない」
言ってましたが、あながちオーバーな表現ではありません。
到着日はともかく休養第一と少しご馳走を頂いて明日の本番に備えようと早めの就寝・・・・
9月25日、出迎えのメルセデスの大型バスでセパンサーキットに出発。昨日空港から来た高速路を
またも空港方面にひた走りします。植樹された椰子林と緩やかな丘陵地帯に3車線で作られています。
車窓にちらほらとバイクの姿が見えて凄い速さで追い抜いていきます。リッターバイクばかりで、ソロもグループも皮ツナギをつけて本格的なライダーですが、こんな大型のスポーツバイクに乗っている人達は殆ど隣国のシンガポールから走ってきているのだそうです。何でもCBR1000クラスでは250万円
くらいの値段で簡単に買えるものではないと教えられました。
そんな経済的な背景もあるのでしょうか本格的なスポーツ走行をするライダーの一団と現地生産の
スーパーカブに二人乗りで走る実用本位の使い方、中間のない2極化されたオートバイ事情です。
料金所には2輪専用の出口がありバイクはフーリーパスだから全く混雑もありません。
メンバーの一人が「180キロで走って無料で、取り締まりなし、これバイク天国だ」
ある意味そうかも知れません。事故は相当あるそうです。
サーキットが見える位置までくると横に空港がある。何だ空港の隣かと大笑いでした。
シンガポールから自動車で約4時間だそうです。シンガポールに滞在してサーキットまでバス往復も
可能な位置で、次の機会があれば再考してみたいと思いました。
レース結果は既に皆さんがご存知のように、ドカッテイの速さに驚くばかりでした。
お伝えするのは側面ばかりになりますが、チケットは事前現地手配をお願いしました。
グランドスタンド(屋根つき)2dayパスで50RM(現地通貨リンギット日本円換算1470円)で
きわめて低い価格でした。入場と同時に腕にテープを巻きつけます。
何かID番号らしきものがありますが、結局なんの目的なのか,またこれが必要なこともありませんでした。
人気はロッシが一番のようで通過ごとに立ち上がって声援を送っていました。
ひとつのレースが終るとまとめて人が消えて行きます。
トイレに行こうとそれらしき所に行きますと現地の皆さんは靴を脱いで足を洗ってから裸足になってドァに入ります。
不思議な事をと怪訝にみていましたが、私の早合点でした。
ここはイスラム教の信者が70%を占める回教徒の国なので、何とサーキットのなかに祈りを捧げる
小さなモスクがあちこちに用意されているのです。熱心な信者の皆さんは何回もお祈りに立っていました。
日曜日はマレーシャから福岡便が飛ばない日なので(この便があればレース終了後、
深夜出発で
翌朝8時には福岡着、機中泊を含めて2泊2日で仕事支障なしで!)月曜日を
終日マレーシャの市内観光をしました。懸念していた心配事もなくみんな童心?に返って
赤道直下で身も心も熱い休日を楽しむ事ができました。ちなみに費用はバス3日間貸切、
ガイド付きで(夕食費を含まず)連休期間としては格安の8万3千円でした。
結論は「近くて安いマレーシャGP旅行」と言えるでしょう。


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