Tea room



Amazing Grace(至上の愛)がサーキットに鳴り響く  04・6・1

 1950年代の中頃、九州の地から本格的なモーターサイクルのロードレースを始めようと
福岡市の郊外の雁の巣飛行場跡地を拠点に。故POPヨシムラ氏等と共に多くの若者達がこの
運動に参加し日本のモターサイクルレースの黎明期を確立しました。そしてその活動を通じ
若者達は素晴らしい青春時代とモータースポーツの楽しさを謳歌することができました。
その恩恵を受けた人たちが集まり1985年に雁の巣会を設立しモーターサイクルスポーツの
発展を目的にした活動を展開しています・・・・・・・・・・・・雁の巣会の紹介文から。

 こんな団体で運営のお世話をしていますが、今年は全日本ロードレース選手権第2戦九州大会の
全クラスを対象にベストラップ賞の贈呈と特別会員のヨシムラJAPANの50周年祝賀会を
一緒にやりましょうということになり、4月25日、大分県にあるオートポリスサーキットに会員
が集合しました。前日の予選に引き続きサーキットは快晴・気温22cのベストコンディションでした。
13:00スタートの決勝レースの白眉モトGPクラスの出場マシンがグリッドの定位置について
選手紹介と合わせて、我々雁の巣会のメンバーもスタートラインに並んで紹介が行われました。



 このとき、ラウドスピーカーから朗々と流れるアメージンググレースの独唱、しばらくの間
静寂のサーキットに歌声だけが勝者の語りのように聴こえていました。素晴らしい演出。
ここはデイトナビーチではない、大分県日田郡上津江村のオートポリスのコースだぞ。
これはサーキットを運営する村役場の皆さんが一所懸命にご努力された成果でしょう。
いつまでも続く熱い拍手はそれを伝えていました。
 現用マシン1000ccの超高速域の戦いは眼を見張るこのがありました。
トロフイー授与というプレゼンターの大役も無事に終わり、当日はホテルでヨシムラJAPAN
との交流会で深夜まで話がつきませんでした。
明けて翌日、福岡に戻り旧雁の巣飛行場に残っている昔のコースの名残りの場所に移動しました。
クランクコーナーと呼ばれた90度が二つ組み合わされた場所で記念撮影となりました。
(前列中央左から2番目、森脇夫人・母堂直江さん・吉村不二雄氏、後列左が雁の巣会、新任の高武富久美会長)



 この飛行場跡地は現在、福岡市立運動公園になっています。昨年まであった大きな格納庫も
保存より安全をと取り壊されて今では飛行場を思わせるものは何もありません。
皮肉にもこのコーナーだけアスファルトもあまり傷んでいませんし昔の面影がしのばれる場所です。
しかし私はこのコーナーで転倒して目前の優勝を逃がした苦い思い出があります。

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