Modeling note ヨシムラスズキGS1000R鈴鹿8耐1980
 2月11日 第回      まだつづく部品つくり
面倒な集合排気管の作業を考えると工作をを後回しにしたくなります。
昔、合間にヒコーキをつくっている時、別売のデカルを眺めて楽しんでいたことがあります。綺麗な塗装とマーキング、出来上がった状態を想像して手をつけないヒコーキのキット、夢が詰まったままの(少し黄ばんだ夢も一緒に)デカルジャンクBOXを久し振りに開けて大発見をしました。一番困って悩んでいたダンロップのデカルが1枚(片側)出てきました。どうして、ヒコーキのデカルのなかに?あと半分、とうとう数時間かけてデカルの整理をしながら見つけ出しました。
これで工作に拍車がかかればいいのですが?・・・・・・・・


日本電装・国産電機・ベルレイのデカルはGS1000R製作を応援して下さる方が
自分用に製作された1:12を1:9に作り直して送って戴いた貴重なデカルです。

  前回説明していない写真2枚を再掲載しました。
上左(再掲載)
特異な形状の消音器の、工作は比較的簡単です。ポイントは
フレームからの吊りラグ金具が2枚組みになって中間緩衝用の
ゴムダンパーが入っています。消音器の表面に合わせて曲面と
曲げを05mm厚プラ板で加工します。
上右(再掲載)
フレームに仮合わせをして集合菅部分と消音器部分長さと角度の微調整をします。(早く準備したプラ素材のフレームからの懸架パイプは、この段階でポッキリ折れました。)着脱が繰り返される部品はダミーで丈夫な
素材で準備しておくべきでした。
写真左
EXパイプと集合菅に繋いでフレーム固定ラグを取り付けて
スプリング掛けの金具を9ヶ所埋め込んで、大方の出来上がりです。
この状態で完全に固定したひとつのパーツとして組み上げるほうが
ベターのようです。消音器は塗装の関係で別部品にしています。
排気管の塗装

久し振りに単体部品を塗装、完成させました。
排気管全体はマットブラックです。
消音器部分は鉄板製と思っているのですが、昔撮影した実車写真では少しチタン素材が入っているような色合いで同色では無いようです。スーパーアイアンをもう少し黒くしたような感じで部分的に光沢があります。
最終的に立風書房ロードライダー別冊と自分の資料写真と足し算できめました。銀下地に半艶黒を薄めで軽く吹き完全に皮膜が固定してから布地で表面を磨きまとめています。

こちらは車体の右側になります。
左側部分

塗装が終わるとほっとして、完成するとほぼ見えない反対側まで
写真撮りして喜んでいます。

まだタンクもシートも出来ていない状態なのに浮かれている場合では
ありません。
シートの製作

小さい頃、少年雑誌に工作の付録がありました。それを連想するような切込みプラ板ですが・・・・・・・平面図から必要な形状をキッチリと切り出して貼り合せの手順を決めます。左右側面は1・5mm厚を(実際は同じ形状の2mmを2枚追加、5・5mm厚)使います。
縦構成部分は1・2mm厚を(ほぼ直線でRが無いので)但しカウル後方上面には2mmを追加して貼ります。

今回、中が空洞な事と私の技術不足から新素材ケミカルウッドは
見送りました。

プラ素材は全てタミヤプラ板を使用しています。ルーターとの
かねあいで少し硬い素材のほうが工作も容易でした。


シートの粗組み

写真ごとの説明は不要だと思い省略します。
切り抜きプラ板を貼りあわせたあとルーターで整形?をしました。
基本的にこんな形になるのかという段階です。
やはりガソリンタンクと組み合わせてフレームに載せて微妙な3次曲線が見えて整形仕上げをするのですが、今回どうも順序が間違っているような気がして一旦、シート工作は生産調整に入りタンク工作にライン変更しました。

5・5mm厚の側面の膨らみは保ち、裏側を削りだして1.5mm厚まで
薄くしています。(右上の写真)
タンク左側

シートの仕上げを後回しにして、大急ぎで完成させました。
重さが増えないように完全に中空にしょうとシート同じくプラ
板2mm厚素材の貼り合せで組んでいます。通常はプラセメントで十分接着してから削りだしていますが、時間的なことも考えて瞬間接着剤を多用して固めています。

工作の途中段階では写真を撮る事を忘れて、気が付くとサフ仕上げまで終わっていました。

前側右の突起部分にはエアー抜きキャップが付きます。
タンク右側

鈴鹿8耐用にはガソリン給油口が3箇所設けられています。
タンク前側にリング状の部分に標準的な手回しのキャップ。
中央部分に漏斗型の落差で注入する給油孔、そして右側面にある航空機用の圧入孔。タンクそのものはは形状的にイタリア車のような独特の曲面が無いので簡単なのですが、模型つくりとして一番厄介なのは凹の加工でした。
またそれぞれの給油孔に蓋が必要で、本体よりそちらに時間を取られました。

いまだに未塗装のフレームです。
平面側面図と合わせてみてもほぼ許容範囲の誤差で、このあとのSUZUKIの特徴的なタンクの形に収まったようです。しかし市販のキットの場合ではランナーに繋がっている1個の部品にしか過ぎません。
これでやっとタンクを組み合わせてシートの最終仕上げにが出来ます。


タンク・シート・排気管の工作を約2週間続けましたが、毎日マスクをかけての削り作業は疲れました。何か考えすぎて手順が狂ってしまったかも知れません。
タンクの付属品類1

左側

通常の手回しのキャップ。爪を起こして廻すタイプ。未塗装です。

右側
タンク中央の給油孔に付く部品。タンク上面にフラットになるよう落とし込みでゴムパッキンと合わせてマイナスネジで
タンクに留められています。アルミ板を使用してヘアーライン仕上げにしています。
タンクの付属品2

左側

ヘアー抜きキャップ。未工作ですが中心にゴムパイプが付いて、
カウルステーにバインドされています。

右側
航空機用の圧入キャップ。未工作ですが中心部分にピンホールのような穴と部品メーカーの社名?が書かれているようです。
資料不足で私の思い違いかも知れません。
変な部品ですが、作っていると時間を忘れる楽しさもあります。
下の写真を見れば直ぐに分かりますが、カウルのステーの
両端につく留め金具とゴムパッキン、割りピンです。




(下のの写真の取り付けは誤りで正しくはゴムが外側)
トップブリッジのセンターに組みつけられているカウリングステーです。1・5mmのプラロッドでは強度でとても持ちきれないので真鍮パイプを使用しています。


まだ難関が続きそうです。私にとって一番苦手のチエーン組み立て作業
(思い切ってプラ製もしくはキットのゴムチエーンを転用したい気持ち)残っています。そして不得手の塗装作業、何とか完成に向けて一気に進めたいのですがもう少し時間が必要のようです。
 2月26日  気分転換に部品を集合させました

 2週間の間に体力も次第に回復してきました。体重が約3キロ増加、筋力と適当な脂肪があと2キロくらい付け加えればいいのですが。体重増加は年末行事を殆ど先送りにして新年の集まりにした賜物でしょう。これでは早朝ウォーキングをあと1キロほど延ばさないと、とんでも無い事になりそうです。
 ともかくGS1000R完成をと焦って工作をしていますが、時間ばかり経過して進みません。やはり今回、手順としてブロックごとに完成させる流れが意欲をそいだ
(そんな大それた問題ではありませんが)かなとと思ったり、体調が100%になっていないから、工作ミスが続く、いろんなつまらない事を考えすぎて手が動いていないのかも知れません。
よし!こうなったらもう一度今までの作ったパーツを、いつものように並べてキットを開けた状態で並べてみようと、いつものビョウキになりました。
 やはり、私にとってフルスクラッチの長い工作行程を最後まで維持するのはこれが一番気分転換になり、製作意欲を新たに吹き込めるようです。
この作業は、製作部品の総点検も合わせて出来るので、決して無駄にはならないと思っています。
(自分を納得させているつもりです)
フレームの塗装

肝心のフレームが未塗装でした。
エンジン取り付け位置やその他の微調整のため、先に塗装を済ませると完成前に殆ど傷だらけで塗り直しになります。大方の調整や補機類がつけた時点で仕上げ塗装まで一気に進めるようにしているのですが、乾燥時間を考えると下塗りで仮組み、じっくり仕上げにかかるのが一番かも知れません。実はいつもの事ですが時間不足でフレームにはクリヤーなどオーバーコートなどしていません。
部品をつけてどうにもなら無いようになってから、気が付く始末です。
8耐出場レーサーはレギレーションでライト点灯が義務付けられています。したがって電気系統はほぼ市販マシンそのままのワイヤーハーネスが車体全体に張り巡らされています。
1:9スケールの場合微妙で、省略すると間延びし、やりすぎると電気機器のシャーシ裏になります。また配線に使うワイヤーが非常に限られていて高価です。
外径05mmのフレキシブル線(より芯線)6色各1Mのセット1200円くらいで入手できますが、ここらで妥協して必要な範囲に限ってハーネスらしきものを作りました。但しエンジンが付くと工作が出来ませんのでこの段階で配線しています。セルモーター、バッテリなどは大容量のケーブルを使う事でより面白く出ます。(電気配線が好きなだけです)?
タンクシート乾燥待ち

素材から削り上げて、下地塗装(白)を済ませて乾燥中のタンク、シート、フエンダー。今回は3色の塗り分けになりますから、十分乾燥時間を取ってと車体組み上げと平行作業をしています。

幅1mmの曲線のラインなどを考えると、そんなデカル無いかなと考えたりして頭が痛くなります。
ともかく苦手や不得手の作業はいつも先送りという常套手段で逃げていますが・・・・・・・・
エンジン架装 

電気配線を終わらせるためにエンジンを積みます。

上右の写真はシート下のレギュレーターまわりや、ブレーカーを
模しています。
残っている3本のワイヤーはアクセルとクラッチです。


メーター下からカプラー付きワイヤーが出ていますが
カウリングに付けられたヘッドライト用の配線です。
特に説明はありませんが、フレームの後方まで伸びている
カプラー付きの緑色の配線はテールライト用です。
実車では緑の配線はあり得ないと思います
電気まわりのクローズアップ
前輪・後輪

C社製のマグホイルを若干修正し後輪タイヤは完成しました。
金型自体が少し粗めでかえってダイマグらしい実感を
出しているようです。(ダイマグの実物はご存知のように決して
綺麗な仕上げではありません)

後輪デイスクは取り付けネジを一部省略しています。
前輪の組み付け

フロントフォークにブレーキキャリパーその他の部品を併せて
組み付けブレーキホースの配管も終わったところです。
キャリパーにはパット着脱の割りピンがありピン1本の操作で・・・・
この1:9では割りピンはありますがパットがありません。
後輪の組み付け

トルクロッドなどまだ位置決めが不十分ですが 、
前後輪を取り付けた車体仮組みのために後輪を
取り合えず組み上げています。
仮組みの(1)

フロントフォークの突き出し量を決めるために図面より
2mmアップアップでバランスをみてみました。
実車換算で僅か18mmですが何か少し違う感じです。
(勿論、写真も後下がりになっていますが)
最終的に我々が見る場合はスタンドに乗っている状態で
リヤサスも若干沈み込んだ位置が目安になりそうです。
図面作成も資料写真から算出しているので、
ほんの少しの違いに違和感を覚えるのかも知れません。
仮組み(2)

図面どおりの突き出し量に変えてみました。
リヤサスは作動しませんから固定ですが、
むしろ沈み込みしたように感じます。
前輪の僅か2mm突き出し量を変えるだけで、
全体のバランスが大きく変わって見えるのも不思議です。
多分、タンク・シートを架装したらまた1mm上げるような微調整が
必要だと思います。
排気管が未装着ですから前輪の後が間延びして変ですが、この位置で見ると大枠ではこのあたりが妥協点かなと・・・・・
自分勝手に決めていますが。






次回はタンク・シート塗装の大障害レースをして完成編にしたいと思っています。
トラウマのチエーンもリングを120個作って準備はしていますが、今ひとつ乗れません。
前回説明不足の部品

写真左

カウリングステー

写真右
オイルクラ

ホースは布製メッシュ1mmを使用しています。但し芯材を入れたり端末処理が面倒です
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