Modeling note file 12

 4気筒エンジンをつくる (その2 CRキャブレター)
回 11月11日
写真左
ミキシングボデイ部分の素材構成

4・8mm4・2mmのロッドを削りだし、ボデイ上部は05mm厚。
バルブが入る2.6mmの穴あけをしておきます。

写真右
フロート上部、MIXボデイの下側と半円上の突起で一体となります。サイド部分と中心とリブ部分それぞれ別に作って組み合わせるようにしました。サイド側は1・2mmプラ板、丸棒は2・6mmロッドです。
写真左
フロート下部、2mm2枚積層した
プラ板を加工(カマボコ型に整形
したものを4分割しています。
ドレンナットは1・5mm
台座部分は2mmロッド。
写真右
ボデイトップ部分の素材、
CRキャブの特徴的な形状です。
蓋は05mmプラ板です。
では下のパーツは、一緒に整形してボデイの上部に付いています。
写真左
基本素材に細かいパーツを
作り足してボデイ上半分が
出来ました。
写真右
同じく下側に細かいパーツを
追加して前横の状態が
見えるようにしています。


写真下
4連CRキャブのアクスシャフトと
リール?3枚構成で巻き上げ
ワイヤー溝を作りました。
小休止
先日資料探しの際に発見した写真、(古い写真をデジカメで再撮影)
1:35カールと4号運搬車です。製作当時(35〜40年前)は、
1:72も未発売でしたので、曖昧な図面と写真資料から製作した
スクラッチ作品です。
「何を言いたいの?」と言われそうですが、昔からプラ板を切ったり
刻んだりするのが好きな工作少年(?)でした。

さらに一言。CRキャブを作るのにどれだけパーツを作ったか
数えてみました。(馬鹿ですね)
キャブ本体だけに44個でした。それが4基ですから176個です。
やはり時間がかかるのは当然でした。
同じ形状の工作を4回繰り返すのは忍耐が必要ですね。
写真左
フアンネルのフランジを5mm丸棒から
削りだしました

写真右、金属部品
上からフアンネル、
フランジ、ピストン。
写真左
アクスルシャフトを
仮組みして、
ガスケットを追加

写真右
フロート下部と
キャップ部分詳細。
1mmネジはリンク
プレートに取り付け
用です。
キットの状態ではこれくらいのパーツ割になるでしょう。
(なんと説得力に欠ける写真でした)

キャブ本体つくりに約10日間延べ34時間かかり、部品1個の工作に
約10分程費やしています。勿論、模型つくりを生産効率で計ることは
出来ませんが、もう少し能率よく出来ないかと考え込んでいます。

写真下
実は最も難しい工作です。キャブ4個にアクスルシャフトが
貫通しています。仮組み段階で工作精度が低いと
前、横、上から見た時に直線になりません。
さらに上部にリンクプレートとリールが組み合わされます。
4連キャブは本当に難しいと思いました。
未塗装ですから白いプラの塊にしか見えません、次々回くらいには
クローズアップが出来るように塗装をしたいと思います。
右から2番目の
位置決めが微妙に
ずれていました。
結局芯材を交換して
僅かな修正をしました。


よく考えるとタンクに
隠れて中心2個は
全く見なくなります。




次回はクランクケース
 回  11月27日  クランクケース(アンダー部分
写真左
クランクケース前面の冷却フイン工作のため円形の素材を
準備します。(4分の1にカットするので一度でやろうと)

写真右下
楕円形のプラ素材を貼り合わせたあと、4分割して、アンダーケース用
アッパーケース用、さらに左右と合計4個のパーツ割りをしてます。

写真左下
オイルパンになる素材(1mm05mmの貼り合わせ)工作

写真左
上の素材を細かく加工して、クランク中心のケースを作ります。
中空にするため周りを07mmプラ板で囲っています。

写真左下
4分の1で加工したクランクケース前の部品とクラッチケースになる部分の素材。(プラ板を何枚も積層する場合、カットした端材も使っています)

写真右下
クランクケース左になるゼネレーターケースの基本素材
厚さ4mmです。
写真左 
クランクケースアンダー、前面から
工作行程は省略していますが、プラ素材で工作した部品を
貼り合わせて組み上げたものです。

写真左下
同じく右側部分です。

写真右下
逆方向から、左側部分です。
写真左
下側から、未だ細かい部分が未工作ですが、およその形
は出来ました。サフエーサーを吹くと見易い写真になるのですが、
接着材が使い難いので素材のままにしています。


ここまで約2週間経過しました。プラセメントを多用する事から接着に
時間をかけています。工作もただひたすらにプラ板を貼り合わせ、
乾いたら削るという単調な作業でした。
ここからビスやナットそして横リブの埋め込みなどの作り込みをします。あまり面白くない写真の連続で掲載にも若干逡巡しました。
引き続きアッパ
部分の工作ですが、セルモーターと
マグネトー端末などやや面倒な作業だろうと予測されます。
どうも年内完成は厳しい状況になってきました。


 回 12月25日    クランクケース上部
写真左
前回つくったアンダーケースに上面を追加工作しました。プラの断片を
貼り合わせていますが、裁断した余りを好きで活用しているだけです。
まだフレーム取り付け台座も未加工のままです。


写真左下
上面から見た右側面部分です。左端にACG用プレートが
延長されています

写真右下
オイルパンやクランクケース取り付けのスタットボルトを
埋め込んでいます。フレーム取り付けダンパーゴムの受けを
つけています。
写真左
変な部品ですが、交流発電機(ACG)です。左から底板、
次が珪素鋼板のコア部分、そして上板、無数の孔が空いてるいるのは
トッププレートです。

左下
組み立てるとこんな形になります。
四角のパーツはレギュレーター回路のBOXです。

右下
ひとつでも完成パーツをと仮組しました。中心のコア部分は03mmの
プラ板9枚を使って珪素鋼板の積層を表現できるように考えたのですが、
塗装してみて絶縁ワニスの色合いにもう少し補色しないといけません。
直径11mm程度のパーツですから殆ど自己満足の世界です。
写真左
スターター用セルモーター、大電流に対応する大きな
ターミナルなどが付けられます。
直径7mmのプラロッドがなかったので、プラ板積層の
端材から作りましたが真円が出ません。
最終的におおかたの仕上げに025mmプラ板を巻いて
完成させました。
初めから排気管を作るように準備すれば早くできたのですが。

(プラ材料端材箱・・・工作時にたくさん出てくるプラの断片を
溜めている・・・・部品を作るときに何か利用できないかと探し、
活用と称して喜んでいる)
写真左
クランクケース左側ダイナモカバーコンプリート、前に作成した
平板からプラ板積層加工で完成、サフ塗装しました。

写真左下
クランクケース全体をサフ塗装し仕上がり状況の確認です

写真右下
同様にクラッチケース側から(全て両面テープを使って
仮合わせをしています)
写真左
先につくっていたシリンダーブロックを仮付けしました。(右側面から


写真左下
エンジン左後方から

写真右下
正面から(オイルフイルターの部分は未工作です)


次回、最終回としてエンジン完成品を掲載します。
もう発表するまでもなく、何のエンジンがお解かりになったでしょう。市販車ですからまだこの他たくさんの部品や
電装品がつきます。補機類を完備させ排気管なしの状態で
一応の出来上がりと考えています。続けて車体まで私の
技術では過負荷であり少し時間を置きたいとお許し下さい。

クランクアッパーケースだけで何と1ヶ月を要しました。12月はやはり多忙で当初予定した作業計画とは随分遅れてきました。
年末には完全塗装の状態にしてフレームなどの話に展開する見込みでしたが、残念ながらで思いだけで終わりました。
キャブは現在下地塗装中ですが仕上がっていません。全て目論見違いで、私の企業型製作工程にも破綻をきたしたようです。
2008年度は模型製作の時間を少し多くとれるように考えて見ます。
今年1年間あまり作品数をこなすことが出来なかったのが残念でした。閲覧とご声援に感謝しています。

新年度もよろしくお願いします。皆さん良いお年をお迎え下さい!


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