Owner Gallery     #18

 MV AGUSTA 125 Corsa 1957 (伊)  
実車諸元 空冷単気筒 排気量125cc 20ps 12000rpm 6speed
 



MVは従来からの2ストローク125マシンでのGP参戦に見切りをつけて、1950年のダッチGPから4ストロークのビアルベッロを登場させました。52年マン島TTで優勝し、ライダーにT・プロヴィーニ、G・ホッキングを擁したワークスチームはそのあと数多くの勝利を遂げました。SOHCの市販レーサーとともに私の最も好きなMV軽量級マシンです。作品は既にプロターのHPで発表したものを修正・再組み立てをしました。
1987年初夏の頃、御殿場のフジミュージアムに待望のMV125が展示されました。
イタリアンレッドの軽量マシン胸おどらせて写真撮りに行きました。10年前にスクラッチ2作目と意気込んでつくりましたが。次第に経年変化で色あせポロポロとプラ材が壊れてきましたのでとうとう復元?を決意しました。

                                         しばたかずや

 

MVの125は当時話題になり二輪雑誌にたくさん紹介され試乗記事まで発表されました。
 
 

よくみるとステアリングヘッドがひびが入り、
フォークを支えられない迄に破損していました。
新たに再製作をしました。

シートカウルも塗装に亀裂が出ていたり、
形状も心持違っているので再製作を。

排気管は当時グンゼシルバー8番を塗装していましたが
退色して鉛色に変化していました。
クレオスの新色SM06を使いたくて黒色下地塗装をしています。

 

 

最初の製作時の決定的な誤りは回転計をいい加減に。
またアルミステップも見送りしていました。
この際、メーターパネル・メーター・シフトレバー
なども新たに作り直しました。

ステップはアルミロッド2mmから削りだして
滑り止めのラインを掘り込みます。
取り付けは1mmのネジで裏側から止めます

 

  タンクは塗装を落としてもう一度下地塗装をしました。

実車では前方がオイルタンク、後方にガソリンと分かれていますが、
製作では一体にして後で切断さらに継ぎ手を付けて
途中にゴムを入れて再度組み立てとやや複雑な方法でまとめました。

最初の製作時にはハーフカウルを設定していました。
しかし重苦しく他の資料からみても通常のプレートを
新たに作り変えました。
 

  結局フレームを除く部品は再塗装することに。
今回はSイタリアンレッドに隠し味の一滴を入れて
真紅の色合いと思ったのですが。


プレートのステーはアルミ03mmを使っています。
 

 

排気管は形状も全て良しと思っていたので
新色シルバーを再塗装するだけでした。

このシルバー一瓶800円はやや高価だと思いましたが
塗膜が薄くて強靭であり優れものです。

下地に黒艶有りと指定していますが、下地銀色の補修用に
オーバースプレーしても十分発色しました。

タコメーターは艶なしが正しいのでしょうが
グロスに近い色合いにしました。

 

ハーフカウルを取り外したので
よりスリムな体形?が強調されました。

 
フロントフォークは06mm大きくしました。

シリンダーフインは05mmのプラ板ですが
厚すぎました。
こうしてみるとフインも修正すべきでした。


 

タンク取り付けベルトも資料どおりに
変更しました。

正確に製作年度を振り返ると
9年2ヶ月前の作品でレストアすると改めて
新鮮な感覚で見る事ができます。

 
 
 
 OWNER GALLEYにもどる                トップページにもどる