OWNER GALLERY  #11                 キット改造作品  
 MOTOMORINI 250 1962 (伊)  実車諸元 空冷単気筒 排気量248cc 38ps 11000rpm
250ccギァトレインDOHC・バーチカルシングル、露出したバルブスプリング、単気筒ではきわめて大柄なエンジン、それを強度メンバーにしたWパイプフレームなど、古典と革新が交差した普通のマシンが、1958年に劇的にデビュウーを飾り史上最強の単気筒と評価されました。
だがモリーニのマシンのもつポテンシャルを最大限引き出したのはスーパーライダーのT・プロヴィニの手腕によるものと言っても過言ではありません。1961年、マン島TTレースで3位を勝ち取ることなりました。モリーニ250は最終的に38psまでパワーアップしますが、日本製マルチや2ストロークエンジンの台頭でもう戦闘力は失われ始めていました。1963年から世界選手権に加えられた日本GP鈴鹿サーキットでのモリーニ/プロヴィニ対ホンダ/レッドマンの死闘は語り草となっています。如何に才気ひらめくイタリアンのテクニックをしてもホンダ・ヤマハ・スズキのマシンが搾り出すパワーには及ばず、日本GPでは4位に終りモリーニのレーサーとしての終焉が見えてきたのです。
   
 
  新版キットに付属のタイヤは細くてパターンも違いますから旧キットのタイヤと交換しました。


クラッチ板はキットを切断、取り除いて
全く新たに作りました。



こうしてアップするとヘッドカバーの膨らみが不足です。改修を加えたい部分ですが、ここに手をいれると、フレーム・ヘッドまわり全てに及びます。
再々製作しかありません。
 
  タンクのコックは螺子を締めこんでいく方式です。組み立てチエーンはオバースケールで昔の部品の方が良かったかも。  
 Fブレーキ冷却孔のカバー穴が確認できていません    キットのシートを諦めプラ板で再製作しています
 
 
 ご存知のようにモリーニはプロターが最初に発売した、シンプルなイージーキットです。
30年ぶりに金型を一部修正して再販されました。組み立てチエーンやパーツの分割が多くなっていますが基本設計は同じです。
その新版キットを鈴鹿仕様に一部改造して再製作しました。
02年以来ご交誼戴いている西宮のYさんと何度もモリーニについてやり取りしましたが、エンジンをはじめお互いに問題点を洗い出して、Yさんに決定版の製作をお願いしました。機会をみて私もイタレリ社長の所有タイプに再再挑戦をしたいほど思い入れのあるマシンです。


 
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