MODELING NOTE  File 29  
RUMI 125 Junior 1954年  連載7回予定 フルスクラッチ作品
  9月15日   完成写真  第4部最終回    
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イタリア北部ミラノから約50キロに位置するベルガモは古代からの城塞都市でした。
地図で見ると海から遠く海軍の兵器工場が存在していたのは驚きです。
知らない都市がが登場すると興味が尽きません。
余計な事ですがロンパルデイア州の公式HPの一部を参考に掲載させていただきました

(別項)
 
  完成写真

7月10日にRC116の完成写真を発表しましたが、その翌々日の12日にRUMIの資料整理を始めて直ぐさま図面作成に着手。半分徹夜作業みたいな事を続けました。自分でも少しはまり過ぎは認識しているのですが、ともかく動き出すと止まらない感じで、友人達の「製作期間が早過ぎる」の忠告にも敢然?と逆らって
約60日間で完成しました。こんな事は何の自慢にもなりません。多分心優しい友人達からの悪口雑言が期待されます。

今回の写真撮影は室外に近い環境です。しかし毎回写真の調子がコロコロ変わるのでしょうか。

お伝えしたいお話は工作工程でほぼ終わっていると思いますから細かい解説は割愛させて戴きました。

 
  横からの写真を少し角度を変えて撮ってみました。外光や余分な写りこみを防止で暗くするとピント甘くなるような気がします。暗くても写りこんでいるのは何故でしょうか。本当に難しいと思います。

下2枚の写真では排気管のセミマットが何とか表現できているようです。
またフロントフォークはもう少し艶があってひかり気味のほうが良かったのではと思っています。


下右の写真はRUMIの簡潔設計が表せていると思います。
 
  左後方から

この角度から見ると跳ね上がりの無い少し垂れ気味のリヤフェンダーに、緩やかな曲面でやや太めのフエールタンクとダウンチューブの取り付け位置などユニークさが大きな魅力に変わっていると思えます。
製作者の基本的な問題点なのでしょうか工作を続けていくと思い入れが強くなり惚れ込んでしまいます。
 
  上面から

ひとまわり小さい回転計をオフセットさせて取り付けています。ステアリングアッパープレートの上面にはカバーがあってフォーク関連の突起は全くありません。
このあたりの設計は本当に面白いと思います。とても複雑な部分と簡略された一面があり技術者の意図は何だっただろうと考え込みます。この写真でよく見えると思いますがクランクケース上面の大きな3本の冷却フイン、これもまた全く違った狙いがあるのかも知れません。


ベルガモの紹介の後にクローズアップの写真が続きます。(スクロールして下さい)
 








芸術都市 BERGAMO   ロンパルデイア州政府公式ページから
ロンバルディア平野の端、ブレンバーナ峡谷が平野に出ようとするところにあるベルガモは、「ベルガモ・バッサBergamo bassa」「ベルガモ・アルタBergamo alta」という二つの顔を持つ町です。ベルガモは音楽の都としても名高いまちです。ベルガモ・バッサは平野部に位置する現代的な新市街地。一方、丘の上にあるベルガモ・アルタは、古い宮殿や美しいモニュメントが残る歴史的中心地です。細い路地が行き交い、中世の雰囲気が漂います。建ち並ぶ鐘楼、ヴェッキア広場やドゥオーモ広場のまたとない美しさは、ベルガモをイタリアで最も魅力的な町にしています。
ヴェッキア広場Piazza Veccchiaでとりわけ目を引くのは、旧市庁舎のラジョーネ宮殿Palazzo della Ragioneです。すでに12世紀に存在したこの建物は、1500年代に再建されたもので、バルコニーの上には、ヴェネツィア共和国に支配された時代をしのばせるサン・マルコのライオン像があります。一階部分は大きな開廊になっていて、ゴシック様式の三つの開口部があります。上階の広間にはこの町の教会や邸宅から持ってこられた14、15世紀のフレスコ画が飾られています。
ドゥオーモ広場Piazza Duomoにも素晴らしい建物があります。15世紀に建設の始まった「ドゥオーモDuomoは、1800年代になってそのクーポラと正面ファサードが完成しました。隣接するのはロマネスク様式のサンタ・マリア・マッジョーレ教会Basilica di S. Maria Maggiore。16世紀末頃に改装された内部は、化粧しっくい(スタッコ)と金箔で豪華な装飾が施され、見事です。教会に付属するコッレオーニ礼拝堂Capellaは、ヴェネツィア共和国傭兵隊長バルトロメオ・コッレオーニがつくらせたもので、ロンバルディア・ルネサンス期を代表する素晴らしい建物です。内部は彫像やレリーフなどで飾られており、ティエポロのフレスコ画も見られます。
ベルガモ・アルタにはヴェネツイア共和国の統治時代に建設された城塞があり、その塔の中に2004年5月から市立歴史博物館Museo storico della cittaがオープンしました。同共和国統治の末期から1860年代の近代イタリア統一までの町の歴史がわかりやすく展示されています。
一方、ベルガモ・バッサには、アッカデミア・カッラーラ美術館Pinacoteca dell'Accademia Carraraがあります。15世紀から18世紀にかけてのヴェネツィア派やロンバルディア派絵画などが展示されており、マンテーニャ、ピザネッロ、ティントレット、ティエポロ、ラッファエッロなどの作品が見られます。 カッラーラ美術館のそばの旧修道院の建物に近代・現代アート美術館Galleria d'arte moderna e contemporaneaがあります。ディ・キリコ、ボッチョーニ、モランディやジャコモ・マンズーなどの貴重なコレクションを誇るとももに、随時、企画特別展も実施されています。
 クローズアップ写真      
エンジン左側から(上2枚)
リアサスペンションのボルト留めは袋ナットでした。2mmの6角プラ材で作りました。(完全ダミーで貼り付け)

左写真は実車です。
当初からプラスネジでエンジン架装に違和感もあり資料を調べた限り全車この取り付けでした。モデルも同じ様に1・4mmの黒仕上げプラスネジを採用しました。(前はDIYで購入していたのですが、最近は店頭から消えています)

エンジン右側から(下2枚)
 
  これがルミージュニアだ!

毎回製作マシンの最も格好いい写真1枚を選んでますが、今回は困りました。どの視点角度からも全ていいなと思いました。嫌いな部分が見つからなかったのです。あえてMC雑誌の表紙のようなものを選びました。





少し変わったイタリア小排気量車の工作に長期間閲覧いただきありがとうございました。次回はモデりングノートFILE30番になります。
何か作りたいモデルを絞り込み着手したいと思います。いつもご支援ありがとうございます。

           柴田一彌
 
       
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