Modeling note    file 23
SUZUKI TR250 市販レーサー  1966〜1967      フルスクラッチ作品
 6月27日     完成写真 最終第5回 

1965年に発表された、市販レーサーTR250のベースとなっている市販スーパースポーツ車T20の写真。このクラス初の6速ミッションを備えていたので輸出モデルはスーパーシックスという名称がつけられていました。

空冷2サイクルツインエンジンで出力25hp/8000rpmは当時では最高だったと記憶しています。145kgの車体を160kmhまで引っ張る高性能を発揮していました。
市販レーサーとしての諸元は重量115kg出力35bhp9000rpm最高速度約190kmhが公表数値です。市販T20を良く見るとYDS2とよく似ています。性能もほぼ同レベル、この時代の代表的な2ストモデルと言えるでしょう。

全体写真
いろんな角度から撮っています。

カット写真のT20からTR250への変貌はやはり驚きです。特にご説明する箇所もありません。





(何で写真の色が違うの?梅雨の暗い室内で蛍光灯を自作の撮影台で撮影しています。手動ではミスが出るので最近は自動中心なんですが思ったように撮れていません)
真上から
タンクキャップはポリ製です
 クローズアップ
キャブレタは三国29mm。資料でエァフアンネルにダストカバーついていたのでかぶせています。マニホールドは取り付け台座が厚く一体構造です。

タンクレールから横に伸びているのはカウリング取り付けステイ。

キックペタルは右側ですが最初から外されて小型の別カバーがつけられています。

シートクッションには玉縁をつけていますが写真ではチョット見えにくいようです。

排気管のエンドは2mmのプラロッドに1・6mmの穴をあけて全てプラ製にしました。

上写真2枚
今まで前方斜め上から写真撮りをしていませんでしたが、TR250のいい顔を探して写した2枚です。
ツインと思えないスリムなマシンです。

左写真
精悍さと少しオーソドクスすぎる部分が同居していますが、T250はこの視点が最も美しいと思いました。
60年代後半に輸出専用とはいえ市販に踏み切ったスズキの英断も評価されるべきでしょう。工作を続けるなかでこの無骨な市販レーサーが大好きになりました。

今回の作品は着手前まで、モデルにしたマシンが国内ではマイナーであり少し地味なマシンであまりも偏ったよりつきにくいもので、工作が上手く継続できるかなと心配しました。不足していた資料も何とか補完できて、完成までこぎつけることが出来ました。ドラクエ6と併行して作業をしてきましたが約40日間延べ130時間くらいで終わりました。やはり実車が簡潔なつくりですから部品点数も約30%少なく、特にエンジンつくりが楽でした。それと私自身が市販レーサーが大好きだからかも知れません。
次回作品は、続けてスズキ市販レーサーに挑戦します。すでに手元には完璧な資料が届いています。国産電機マグネットのシールも揃っています。7月から製作開始にしたいと思っています。
(ドラクエ6は4つの武器も揃いました。LV41で最後の大魔王に挑戦の予定でしたが何と最初の入り口で、手下から皆殺しにされて途方に暮れています。それがどうしたと言われそうですが)
 閲覧ありがとうございました               柴田 一彌

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