MODELING NOTE  File 31
 
 Manx Norton 1960  production racer ともう1台のノートン  連載回数未定       フルスクラッチ
四輪つくりが続くと・・・・・

クーパーの部品ばかり作っているとバイクから見捨てられるのではないかとチョット心配になりました。自戒を込めて二輪を忘れないようにNORTONをワンカットだけ掲載しました。
 2月21日  前回工作の続き 第7回
いきなり失敗作品でお恥ずかしい

これは前回ショックアブソバーの材料と4個まとめて作れば非常に簡単のようにお伝えしていましたが、実は大きなミスをしていました。スケールダウンの数値を誤っていました。平面図と合わせた時少し変だなと思っていましたがオーバーサイズでした。

下左写真

ともかく作り直すしか方法がありません。スケールダウンして同様に4本を製作しました。ところがとんでもない勘違いをしていました。
とうとう三種類のショックアブソバー合計12本も作る羽目になりました。
三度目の正直?

皆さんお気付きのようにコイルスプリングタイプの形状が定着しているのでしょうか、お恥ずかしい限りです。右の写真が塗装前ですが最終の正しいアブソバーです。
勉強になりました。
前後輪リーフスプリング

前回後輪キャリパーだけ出来ていました。左側が前輪用です。
前輪には貫通する車軸がありません。プラ材と1・2ロッドで果たして支点を支えられるか心配です。実車にない補強リブを見えない部分に追加しています。
エンジンの仮搭載(1)

シリンダーヘッドは取り外しています。(キャブのオフセット角が二輪と違い、これからの工作上の支障)フレーム後方部分はお伝えしたように、仮工作の支柱などを外して本来の形状に戻しています。静止状態でのキャンバー角度などまだ十分把握できていない部分もあります。ただこの段階であまり深堀すると前に進まなくなりそうです。確認できた時点でまた修正手直し(とうとう得意の分野に?)をしましょう。
エンジンの仮搭載(2)

角度を変えた写真です。
最初のスタートがやはり問題です。ホイルさえできれば何とかなると多寡をくくったのが間違いかも知れません。ここまで約30%の進捗でしょう。1:9スケールもまた大き過ぎです。実車は軽自動車サイズでカートのカバードタイプのようなものでしょうか。そんな事と関係なく全く見えなくなる部分も製作工程では省略や私の好きな割愛ができません。ひとつには、製作者の四輪に知識不足も影響していると思います。
ともかく、次のステップ、フレームの前半部分をつくり全体像を見極められると12個アブソーバーのショックから抜け出せると考えています。
フレーム全体(1)

二輪のフレームは相当な台数を自作してきましたがフォミュラータイプのフレームは初めてです。過去何十年も前に1:12スケールのポルシェ908−Bタルガフローリォを自作しましたがコックピットの見える部分だけフレームを組んだだけです。
とても大きく見えますが1:12のF1よりずっと小さなものです。

このフレームの色ですが、殆どグレイの塗装が施されています。それもかなり明るい(MRホビー73エァクフトグレイ)色合いです。
フレーム全体(2)

後方から見た部分です。資料写真と同じ角度で写しています。
コックピットのシート位置の下にもう一本チャンネルがあるように見えるのですが確認できていません。横のチャンネルはいつでも追加可能ですからしばらくこのまま工作を続けます。

プラ素材は全てタミヤプラロッド3mmを使っています。ロッド相互の接続には08mmの銅線を芯材に使用しました。洋白線がいいように思ったのですが、銅線の方が柔らかいので後処理が容易です。強度はあまり関係ないように思えます。
ハンドルとタイロッド

リング部分は2・5mmプラロッドを熱加工して丸めて繋いでいます。継ぎ目クッキリです。センターは1mmプラ板です。
タイロッドはハンドルが出来たから喜んで作っただけで、コックピットのレイアウトができないと完結しません。
前後輪ロアーアーム

今回の基本工作で最も困った場所です1・6mmプラロッドでは強度的に、形状からもとても保持できそうにありません。
若干実車との違いが出てきますが金属アーム使いフレーム側の支点の位置を少し外寄りに変更しました。実際はフレームの上にボデイが被さりますから殆ど見えません。しかし何か釈然としないのが本音です。
アームに渡し板があってその上に例のアブソバーが付けられてフレーム上側で受けるようになります。
ガソリンタンク

コックピットの前、計器盤の後ろに(ドライバーの膝の上)取り付けられています。ケミカルウッドが簡単なのでしょうが、構造はこんなものかなと想定してプラ板で工作しました。タンクキャップはカウルの下に隠れています。
シート

同じマシンでありながらシートは材質、形状、色全て1台ごと異なっていました。60年も前のマシンをレーシングコンディションに保つようレストアされていますが、オーナーの思い入れが良い意味のスペシャルに変えられているのでしょう。今回は標準的な形状にしてプラ素材に上から革張りとしました。



まだ細かい部品つくりをたくさん残しています。前にお伝えしたようにボデイカウルの工作の方法が未解決のままです。ヒートプレスが一番とのご提案もありましたが1:72飛行機のキャノピーすらできなかった私には無理でしょう。こんな事はつくる前から分かってる話ですが・・・・余裕のよっちゃんとはいきませんね。


 3月4日  やっとボデイカウルの一部が・・・・ 第8回
2月はあっという間に終わるな」と口走りましたら、かみさんから「でも今年1日多いのよ。オリンピックだから」と「違うよ閏年だからだじゃないの」と思いましたが言いませんでした。私は平和主義者です。

何故F86の写真を?。昨年末地元のソリッドクラブの作品展がありました。大阪からの賛助出品の作品です。1:20スケールですが表面にはアルミ板を木型に接着して仕上げてあります。ともかくアルミ箔を貼り付けた作業と異なり、ビックスケールと併せて異次元の世界でまさに驚愕ものでした。同行した友人のモデラーは航空機作品として究極ですと賛辞を贈っていました。現在製作中のクーパーとの格差社会を見せつけられました。



またもやフレームの写真。前回掲載のフレームに見過ごせないミスがありました。またもや半分以上の作り替えをしました。今度こそ大丈夫と塗装も完了しました。シフトゲートなど新たに追加しています。
エンジンの搭載

エンジンの搭載位置が後傾15度で架装され、エンジン下部クランクケース下のオイルパンがボデイカウルの外まで飛び出しています。エンジン全高を下げる意味も大きいでしょうが空冷エンジンのオイル冷却に貢献したものと思われます。オイルタンクはドライブシャフトの後ろ最後尾に設置されています。
中心にある黒の握りは変速用の手動レバーです。二輪と同じ扱われかたで、少し長いリンケージを介してミッションケースに連動します。

写真撮影にオイルパンの突出しで垂直になりませんので不細工な置台をつくりました。
エンジン搭載前後

置台のせいで見難い写真になりました。
キャブレタはフロートが2個付けられています。多分ダイヤフラム式のガスポンプで送られて左右のフロートに分けられているようです。シングルエンジンの一瞬の息つき防止でしょう。
当時のF3のレースではかなりアクロバットな走行写真が見受けられます。
ガソリンタンクの搭載

コックピット前、通称ダシュボードと呼ばれる部分の後ろに取り付けられています。キットのエンジンにはありませんがヘッドボルト4本を追加しています。
キャブレタは右に約9度オフセットしています。正確なデータはありませんでした。

プラグコードはひとまわり大きいようです。圧倒的に赤のコードが使用されているようですから、完成前に取り換えましょう。
全体写真

左右から写したものです。
ボデイカウル(1)

毎日、何で、どうやって工作するか、考えると頭痛くなって困りました。結局使い慣れたプラ素材を使うことにしました。実車では車体本体、ノーズカウル、リヤエンジンカウルの3点が基本構成です。2点のまとめると半分ソリッドで逃げられると思いましたがそれではフレームまで作った意味もありませんし、こんなところでまたもや無理を承知でスリーピースにしました。でも流行りはワンピースのようですが・・・・・・(孫から指摘される引いてしまうおやじギャグ)

問題点の解決はボデイ底部(仮にセンターと呼称)のアールの部分です。フレーム先行ですから当然ボデイを合わせることになります。
ボデイカウル(2)

プロターキットのジャンクから適当なアールが連続した部品がないか探してみました。プラモの神は導いてくれました。昔おやじ買いしていたモンディアル250のカウルが2台分そっくり残っていました(ただしすごく固い材質でルーターが嫌われる)そのカウルの曲り部分10mmだけを慎重に切り取り1・2mmのプラ板を6分割にして緩やかなアールを構成しながら貼り合わせていきました。裏側は後処理できますから形が出来るまでは裏打ちに05、03mmを貼り付けています。写真はどこまでできたかみるため1200サフを吹いて大方のの出来具合を見ています。
ボデイにFレーム搭載

ジャンクボックスから転用したモンディアルのパーツの固い材質が効をそうしたのか、異なるプラ素材の貼り合わせにも工作図面とおり、曲り膨らみの影響は受けていません。もうしばらく時間をおいて変化がなければいいのですが。

少しだけ見えてきました。製作者の私も一時はどうなるかと懸念していましたが、これで前に進むことが出来そうです。
悔やんだり、泣き言言ったり、急に喜んだり本当に恥ずかしい限りです。
原子力潜水艦?

まるで潜水艦のようなフォームに見えます。勿論下地塗装とフレームの色合いが強調しているからでしょう。

これから先の工作手順を一旦整理しておかないと主要パーツが取り付けられなくなります。面倒ですが、一覧表を作るべきでしょう。
リヤカウル

左右から見た部分です。後方の開口ダクトの形状はいろいろあります。標準的なサイズにしました。
リヤーカウル

上の写真のようにリヤカウルは1ピースで基本カウルの上からすっぽりと収まるようになります。後方をビス留め、前方でスプリングをかけて引っ張って固定しています。トランペット型開放排気管(二輪と同一)がやや外向きに配されています。排気管は修正再製作になったので先送りしています。
本当に潜水艦みたい

基本ボデイとリアカウルの合わせもキッチリ収まりそうでです。
いよいよ残りはフロント周り中心です。フロントカウルが完成しませんとブレーキ他足回り、ステアリングボードなどに進みません。焦らずに今月完成を目指しましょう。4輪は難しいと思いました



1昨日から恒例のオープン戦の中継が開始される嫌なシーズンがきました。今年も少し距離を置いて一喜一憂しないようにしたいと思っています。
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