Modeling note file 12   最終回
 MONDIAL 175cc 1954   GIRO D'ITALIA
左の写真は仮組みの段階ですが、撮影の段階でホワイトバランス
の設定を誤ってこの途中写真が全部こんな色合いです。
あまりにも見苦しくこのステップの写真は割愛致しました。
やはりカメラの操作や設定に対して習熟不足で、撮影後に
モニターでの確認も怠っているのが原因です。
作品の塗装が苦手でさらに写真が駄目ならホームページ掲載の
資格なしと反省しています。しかしその作業が好きにならないと
上達はなかなか難しいですね。

最終回は完成写真集のようになりましたが、今度はホワイトバランスの設定も
手動で行いほぼ正しい色合いだと思います。
  6月28日 最終回
完成写真の前に、新しい工具を作りました(たんなる自慢です)
前輪のクイックシャフトを締めるときに使うボックスレンチです。
プラパイプにノック分の切り込みを入れ3cmのハンドルをつけたもの
です。従来は金属工具で締めていましたがどうしても塗装が傷つき
あとで補修していましたが今回から事前にピカピカに塗装しても
大丈夫、全く無傷でしっかり締めることができます。
とてもすぐれものと思っていますが汎用性は皆無、遊び心だけの
代物です。
資料写真と比較のためモノクロ版で
1枚撮りました。
完成前の状態です。最終版は
競技用の車番プレートが前と左右に
付けられています。
初めてヘッドライト、尾灯のついた
公道マシンを作ったのですが、市販
されたマシンとは、シートなど
多分同一ではないと思います。
写真上2枚

競技車番プレートのない状態の
左右です。


写真左

左側の部分です。175ccエンジンを
搭載したマシンですから完成すると
かなり小ぶりな全体です。
写真左
同じく右側面からの全体
右後方部分のアップ

フットチエンジペタルはシーソー型。
キャブレターの下にスペアプラグが
置かれています。50年代では点火
プラグの予備は必携だったようです。
エンジンの架装にはラグ板2枚を
介しています。
このモンディアルエンジンの特徴は
オイルラインのパイプ類がが外側に
配されていません。
模型つくりとしては大変楽ですが、
少し寂しい気にもなります。
但し給油パイプがきわめて普雑で
コックと共に時間がかかりました。
同じく右側前方部分のアップ
左側部分のアップ

キャブレター手前の箱状の部分は
バッテリー置き場です。
資料ではバッテリーは取り外した
状態でしたから作っていません。
写真では見え難いのですが、
バッテリーコードの端子を
プラス・マイナスともにつくり込んでいます。
これには時間がかかりましたが
リアリティ十分で喜んでいます。

公道車両ですから警笛ブザーが
付いています。これはジャンクから
転用しました。
グリーンの配線がされています。
エンジン前方からワイヤーハーネス
がダウンチューブに沿って各部に
引き回しされています。
4本の電線をビニールチューブに
入れて実車のように配線をしています。
難しいのはハーネスを束ねる
穴あきバインド板の工作でした。

Fブレーキパネルは多分あとから
バフがけされているようです。
最初光沢仕上げにしましたが、
全体が銀一色で異様な感じでした。
再度薄いマット銀をスプレーして
バランスをとりました。
ステアリング周り

回転計はフロントフォークのトップにオフセット
したパネルを介して取り付けられています。
このへんの装備は多分1台毎の異なるものと
思います。
レバー類はコスモ社製を一部改造して使用
しています。
エンドボールは付いていないと思います。
写真のピントがブレーキドラムのあたりに
なっているようです。
ドラムのフインが必要以上に繊細さを
出しているように見えます。

強調点はFフォークチューブに細かい
溝彫りがあります。
眠っていた旋盤が活躍してくれました。
斜め後方からの全体写真

絞り15で撮影、何とかフォーカスの
ボケは解消されたようですが、
やや照度不足かも知れません。
同じく右前方からの写真

どこから見ても特異なタンクが
強調されて好き嫌いがはっきり
分かれるデザインです。
最初は驚きでしたが次第にこの
変な格好のタンクに魅せられて
製作が進みました。

50年代のたくさんのイタリア車の中では
ダントツでマイナーなマシンと
言っても過言ではありません。
最近、昼食にイタ飯の回数が増えて
いますが、あるいはこのモンディアルの
所為かも知れません。

長期間の閲覧有難うございました。前回ヤマハYA−Aが難しい工作の連続でしたが
今回は公道マシンのワークス仕様によるエンデユランスレーサーと、さらに課題が山積しました。
製作期間中に2回も海外に出かけたり時間不足に拍車をかけました。
仕事と遊びとその他団体のお世話をしながら、空いたその隙間で模型つくりをするために
強力な切り替えスイッチが必要でした。カチンと切り替えるとそれぞれの作業に専念できるようにと・・・・・
言葉では簡単ですがそう上手くいかないのが人の行動でしょう。
楽しさが無くなれば模型つくりの意味がありません。時間との戦いも自分なりの喜びに置き換えていくように心がけました。

最後になりますが、このモンディアル製作の火付けをしていただき発奮させて
戴いた広島市のOさん、見事な駄目だしで心くじけさせるM隊長、いつも応援メールを戴くSさん、
そして毎日進捗を閲覧されている皆さんに深く感謝いたします。ありがとうございました。

次の候補作品は自分のなかでは決定しています。
これから資料手当の見通しがつけば直ぐに着手したいと思っています


ModelingNote目次にもどる トップページにもどる