MModeling note      file 36
protar kit作品 
 HONDA RC 166B                    250cc1967年 GPRACER  
 3月24日 最終回 やっと完成しました。            プロターがモデルにしたマシンとRC166諸元概要


エンジン・・・・・・・・・・・・・・・・ 空冷6気筒DOHC24バルブ
排気量・・・・・・・・・・・・・・・・・・249cc
ボア・ストローク・・・・・・・・・・ 39mmX34・8mm
出力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56・8bhp /17・500rpm  
変速段数・・・・・・・・・・・・・・ 7速
気化器・・・・・・・・・・・・・・・・ 京浜気化器22mmピストンバルブ
クラッチ・・・・・・・・・・・・・・・・ 乾式16枚構成
乾燥重量・・・・・・・・・・・・・・ 118kg
最高速度・・・・・・・・・・・・・・ 245km/h(実測値)
         
        
                  
 写真はM・ウォーカー、日本のレーシングマシンから転載
左横側写真

安易に考えていた古い作品の改修作業、予想外の障害が続いて新規製作よりむしろ時間を費やしてしまいました。結果この写真を見る限り「どう変わったの」と言われると「うーん」としか答えられません。

むしろ6気筒という自動車エンジンのようなマルチにはいささか抵抗があってRC166に愛着を持てていなかった事が、今回の工作から大分好きに変ったのではと思います。
いずれぬにしても半世紀も前にこんな精密機械のようなエンジンで高出力を絞りだしていたのか、素晴らしい技術です。
右横側写真3枚

2本の細いオイルクーラーはカウリングの側面に組み付けられています。カウルを取り外すと保持する金具がないので今回取り付けていません。ステアリングダンパーは最後の段階でポキリと折損しました。新たに作れば良かったのですが・・・・・・もう降参です。


クローズアップ写真の中で追加説明をいたします。
真上からの写真

この角度から見ると、コンパクトとは言いながらも6気筒エンジンの大きさに目を見張るものがあります。
展示スタンドの底板が大きくて黒色塗装で全体的に重苦しく見えます。チョット失敗でした。
前後写真

前後から見るとほぼRC162、四気筒マシンのように見えます。リヤシートカウルが短いRC系のデザインの流れのせいでしょうか。やはり118kgの軽量とコンパクトなマシンは魅力的です。
 クローズアップ写真
フロントステアリングまわり

キットの改修を目的にしたので特別部品との交換はできるだけ抑えました。
(実は分解できない部分があって変えられなかった)メーターはC社製を転用しています。ハンドルバーはキットの部品を中心で切断、エンドが出るよう全体で6mm長くしています。緩み留めワイヤーはグリップエンド側のみです。
Fフォークはアルミではありません。30年前に使った錫メッキパイプをそのまま磨きだしました。
タンク周辺

ウイングマークは専用に新たに印刷しました。下地が赤や濃紺などの場合白い部分がうまく出ません。自作説明書では2枚重ね貼りとありますが作業は難しいですね。ある程度の妥協が必要です。

タンクレールにはゴム台座を追加しています。電材店で熱伸縮4mmパイプを調達しました。
キットのフレーム径はやはりRC173を意識しているのでしょうやや大きすぎるなと感じます。
タンクのゴム製プレートは07mmのプラ板にゴム塗装をしたものです。
シートまわり

キットではシートの引き回しフレームがありません。1・5mm真鍮パイプで延長しました。格好よくを考えると同サイズでキチンと収めるのですが、実車は異径のパイプが大きな隙間を残してネジ留めされています。この変なクリアランスの設定で困りました。リベットは頭の小さいものを揃えて埋め込んでいます。リベットを接着するより5mm位n深さの穴に押し込むようにした方が失敗がありません。簡単に抜けてきませんからご心配なく。
リアサスは06銅線を黒色塗装して肉太に見せています。
後輪まわり

キットでは排気管の吊り下げに平板のプラ板を使っています。1・2mm真鍮パイプに交換、前にご紹介した排気管メガホン部のつまみ溶接部分を追加。キットのステップはサイズ形状ともにあやまりなので
新たに作りました。一部資料ではステップ先端にゴムキャップのあるもの、または取り外されているのか、付いていなかったのか分かりませんが両方あるようです。

フロントフエンダー(左下写真)
折損していたステーは全部継いで再塗装しました。

フロントメーターまわり

メーター指針の中心部を2mm径にしました大きな誤りでした1・5mmで良かったかもしれません。組み付け後にしまったと思いましたが後の祭りです。「Sさんゴメンナサイ、hmロゴが勿体ない}
タンク右側面

特に説明はありません。
シリンダーの上方に飛び出している黒いゴムリングはカウリングの側面用n取り付けステーです。

エンジンフインは約1mm側面だけを掘り込んで深くしています。
右側面

中心に見える丸い筒はオイルキャッチタンクです。キットでは確かタンクの下あたりに配置されていたように記憶しています。資料では殆どリヤフエンダーのこの
位置に設定されています。
未工作だったクラッチハーフカバーも新設して追加しました。
リベットの大写し

シートクッションの後縁の曲げこみを手際よくまとめるのは帯板の型紙を取って楕円の切り出しが必要です。リベット穴はシートクッションが完成してからシートカウルを仮付けしてから穴を開けてまわりをほんの少し緩やかに慣らします。面倒ですが塗装を済ませて穴開けをすると
状態がよく見えて確実です。終わって補修吹きが簡単でした。
クッションの盛り上げはこれくらいが限界でしょう。
シート高を1mm低くしているのですが大きくイメージが変わっています。
一番いい角度から1枚

実はSさんからDカメの撮影の基本を指導していただきました。やっと人並に写す作業ができるようになりました。
この写真が一番よく撮れているのでこの1枚にしました。


古い作品の改修に長期間閲覧下さりありがとうございました。
次回作品はまたもやマイナーなマシンになりそうです。不足資料が揃えば着手したいと思っています。


工作室から見る桜は満開です。陽気も景気も前向きになりました。模型つくりも楽しく続けたいと思っています。
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