Modeling note File 9
Aermacchi Harley−Davidson Ala d’Oro     250cc  1967 連載 3部

九州博多はお祭り好きで有名です。春のGW5月3日〜4日の2日間は
博多どんたくと呼ばれるお祭りが開催されますが、今年は好天に恵まれて全国からなんと230万人も集まり、日本一のイベントの座を堅守しています。さらに二ヶ月ほどあとには、続いて三大祇園祭りのひとつ、博多祇園山笠の勇壮な男の祭りが7月1日から15日まであります。何故いきなりお祭り騒ぎなのと首を傾げられるでしょう。だが、その期間中、私はいろんな用件で追い立てられて、結局5月6日〜7日の2日間だけやっとマッキーつくりに専念することが出来ました。

実は不老隊青年部の省吾さんに迂闊にも「単気筒250だから120時間もあれば簡単に出来るし静岡の作品展に持って行くよ!」といつもの製作前の乗りで大言壮語。
そんな手前なんとしても完成させたい・・・焦りです。
途中で「省吾さん、忙しくて工程どおりに運びそうもない」と泣きを入れましたら
「あまり無理しないでね。体でも壊したら大変だから、もうご年令だし・・・」と
やさしい慰めの返事がありました。何かほっとしたのですが、次第に恥ずかしくなり
連休中に何とか見通しを立てよう、そして作品展に約束どおり運び込もうと
再度、奮起したような訳ですが、気合だけではどうにもなりません。



これは飾り山笠と呼ばれ町内の辻にお祭りの期間中設置されています。日本古来の勇壮な物語の主人公たちを人形で再現しています。
(博多祇園山笠)
 5月14日 塗装作業を終わらせる
シートカウルとシート部分
シートストッパーの部分はタンクと並んで形状は勿論少しの曲面の違いも微妙に表現が変わるようです。
最近は曲げの難しさを克服できないので、2枚の曲面を作り繋ぎ合わせて加工しています。実車ではシートの枠組みは堅牢な作りになっているようです。
クッション部分だけを上からかぶせる構造にしています。クッション部分はリベットの数が確定できていないので未塗装のままです。
ガソリンタンク
下地塗装を済ませました。タンクキャップもタンクマークも
未だつけていません。



 写真はピンボケ気味です
デロルトキャブ左右
キャブ作りは少し慣れて楽しい作業になりました。
フロートは別体でフレームから下げられる構造です。インシュレーターはゴム製ですがプラ材で。
ファンネルは8mmアルミ棒から旋盤で削り出しですが、時間がかかりました。
フレームの完成
カウルステーなども組み込んで塗装を終わらせました。併せてシート留め金具など細かい部品を加えています。

回転計は位置あわせで付けていますが、
今回は本格的にスプリングで吊り下げるように爪も準備してみました。
エンジンの塗装
実車は梨地でサンドブラス仕上げ。シリンダーが材質の違いで少し濃い色合いです。
塗装は苦手ですが、エンジン塗装がさらに難しいといつもそう思います。この辺でスタミナ切れとなり妥協調整がチラチラしてきます。
後輪の完成
今回はアルミHリムを使いました。
スプロケットは06mmのアルミ板から加工しています。タイヤはホンダRC166から転用しています。

スポークは志賀虫ピンの1番を使っています。




工作ヒント
スポーク張りするときはリムの表面・側面をマスキングテープで養生をしています。全く無傷で作業が終わります。特にアルミの場合、小さい引っかき傷も補修はほぼ不可能です。面倒ですが塗装してからスポーク張りの場合にはお奨めします
前輪の完成
きわめて複雑な構造のFブレーキ、レバー類をすべてプラ材にしたため組み付けが面倒でした。
(脆い材質と認識しているのですが、やはり成型射出と削り加工の違いがあります)
一番懸念していたFフォークの塗装は、チリアーニのアルミ磨き出しピカピカの表現が出来たようです。





17型モニターでしたらほぼ1:1サイズです
私の病気?今回は加工塗装済みの部品を集めました。


工作途上での休憩、そんな感じで完成の見通しを考えてホットする時です。

ここまでくると、半完成のキットようですぐにも完成しそうですが、そうはいかないようです。
お気付きのように排気管を完全に忘れています。早くから薄いプラ板を重ね合わして
メガホン部分は準備していたのですが、エキゾーストの曲がりを失敗して先送りにしていました。
今日この記事を入力していますが出来ているのは仮組み段階でタンクのデカルも乾いていません。
完成まで残り4日間で約15時間は必要でしょう。
ともかく19日朝までに完成させないと折角の連休の努力が無駄になります。
次回は完成写真を撮影した最終回を掲載の予定です。


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