「シーケンススピードについて考えてみる」

今回はシーケンススピード、
オプションカスタマイズ画面で変更することができる、譜面流れてくる速度について考えてみます。


シーケンススピードの解説の前に、これのカスタマイズ方法について。

ドラマニでは、プレイ中の様々な環境をカスタマイズすることができます。
譜面が流れてくる速度(シーケンススピード)やコンボ数表示の場所、オートプレイの個所等。
このカスタマイズ画面を出すには、コインを入れて、スタートボタンを押す時、同時に左ボタンを押します。

また、同時に左ボタンを押すことでセッションキャンセルにもなりますので、
常に、両方のボタンを押しながらスタートボタンを押す、ということを心がけていれば、カスタマイズを出し忘れることもないですし、意思に相反してギターとセッションが始る(これはこれでいいかもしれないが)なんてことも防げます。

シーケンススピードは、0.5倍毎に設定することができ、最高7倍(9th以降10倍)まで上げることができます。


さて、本題です。
このシーケンススピード、何倍でプレイするのかは人によってまちまちですが、一般的には3〜4倍がやりやすい、といわれています。

他の音ゲーでも、同じように、シーケンススピードを上げると、プレイがやりやすくなりますが、
では、なぜスピードを早くすると、やりやすくなるのか。

その謎は、音ゲー特有の「降ってくるチップに合わせてパッド(ボタン)を叩く」という一連の動作に関係しています。


「降ってくるチップに合わせてパッド(ボタン)を叩く」
ということは、
降ってくるチップを確認する⇒チップに合わせて叩く準備をする⇒チップをラインに合わせてパッドを叩く動作をはじめる⇒スティックの先がパッドにヒットして判定がでる。
という4つの工程に分けることができます。

一つのシーケンスチップにおいて、この4つの工程を行う所を、画面上の範囲で表してみます。

以下は、1倍速、つまりシーケンススピードになんの変更も行わなかった際の譜面です。

の範囲(より上)を、最初の工程「確認点
の範囲を、次の工程「準備点
黄色の範囲を、「動作点
の範囲を、「作用点
とします。

ドラムマニアのゲーム性の特徴として、このシーケンスが上から降ってきて、それに合わせて叩く、というのは、丁度譜面とメトロノームが一緒になっているようなものです。

普段、楽器を演奏する時は、自分のタイム感で、リズムを作り出していかなければいけないのですが、
ドラムマニアにおいては、このシーケンスが流れてくるタイミングを合わせることで、目でリズムを合わせていくことができます。

目でリズムを合わせていく、という動作があるため、丁度タイミングよく合わせていくためには、上の4つの工程の中でも、「準備」と「動作」のタイミングは、特に重要になってきます。

ある程度、ゲームに慣れてきて、難易度も高いものを選びはじめ、チップの密度が詰まってくると、準備から動作までの範囲がだんだん下のほうに詰まってきます。

そこで、もう一度上の図を見てください。

見てのとおり、準備点以下が、下のほうに集中しているのが分かると思います。
(確認点は青の範囲と、それより上側全て、と考えます)

準備から動作のタイミングを見る範囲が下のほうに詰まってしまうと、だんだん見難く感じで、同時に、チップの密度が高くなってきたら、実際よりもやたら難しく感じてしまい、焦りや混乱を招きます。
特に、フィル部では、どういう構成になっているのか、さっぱりつかめず、適当にやってしまう場合が少なくありません。

次に下の図を見てください。
これは、3倍速をかけてみた時のシーケンスの見え方です。

確認点、準備点、動作点が、全画面にまんべんなく広がっているのが分かると思います。
ある程度、ゲームに慣れてきて、どこがどのパッドに対応しているのか、だんだん体で覚えてくるようになると、チップの出現を確認したら、すぐに準備に移れるようになります。
確認点よりも、準備点、動作点が重要になってくるわけです。

また、シーケンススピードを上げると、丁度、譜面を拡大するような形になり、部分部分の構成がはっきりと分かるようになります

こうして、画面全体をつかって、確認⇒準備⇒動作、の工程を流れるような感じで行うことができ、
かつ、部分部分の構成を把握し、体で曲の流れがつかめるようになってくるわけです。

これが、ある程度慣れてきたら、シーケンススピードを早くしたほうがやりやすくなる理由です。


ちょっと難しい説明だったかもしれませんが、ポイントだけ挙げると
1、譜面を拡大したようになり、部分部分の構成が把握しやすくなる。
2、画面全体で、譜面の流れを追ってプレイすることができる。

ということです。


と、ここまで早くした場合の利点だけ挙げてきましたが、
必ずしも、早いほうがいいというわけでもありません。

1倍速の時の利点を挙げると
一番上の図をみると分かるように、確認点(青の範囲とそれより上全部)を広くとることができるため、全体の構成が把握しやすくなります。

目押しよりも、リズムで叩いていくのが得意な人は、こちらのほうがやりやすく感じるかもしれません。

また、全体が把握しやすい、という特徴から、新作発表直後等の、初見時に強い、という利点もあります。

逆に、早くなると、いきなり部分的なところから責めていくことになり、頭の中で、ある程度全体像が理解できるまでは、なにがなんだか分かりません。

最終的には、早いほうが有利になるかと思いますが、
人それぞれのプレイスタイルに合わせて、
また状況に合わせて、使い分けていくのが、利口な攻略法といえます。


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