「初心者は、まずなにから選曲すればいいのかについて考えてみる」

今回は、選曲について、特に初心者の選曲について考えてみましょう。

ドラマニの上達の方向性は、ドラムの上達の方向性とは、若干違うものがあります。

ドラムを勉強する上で、最初にやることは、
例えば、譜面の見方を学んだり、スティックの持ち方、ショットの仕方は勿論、基本的な8ビートのパターンの練習。若しくは、まずはいろいろ叩いてみて、フィーリングを感じたりするところから入ることだと思います。

ドラマニは、あくまでゲームなので、まずはそのシステムを理解していく必要があります。
ドラマニのゲームシステムを要約すると
「流れてくるチップが一番下に重なった時に、タイミングよく対応するパッドを叩いて、タイミングがあっていればOK、間違っていればミスになる。」
となります。

このチップが落ちてくる、というシステムは、
言うなれば「メトロノームと譜面が一緒になっているもの」だと考えることができます。

この性質上、最初のうちは、リズムで叩いていくよりも目押しで叩いていく要素が強く。
打つ場所を見て、自分のタイム感で譜面を再現していく。
よりも、
この特殊な譜面を見て、それに合わせて叩いていく。という受動的な作業と言えるでしょう。

これは、以前のコラムに記述したとおり、できるだけパッドを見て、能動的に叩いていく方が理想なんですが、最初のうちから完全に譜面を理解して、リズム感もばっちりで叩く、というのはなかなか難しいでしょうから、
どうしても最初は「画面を見て目押しで叩いていく」という、この受動的な作業に慣れていくしかありません。

そこで必要になってくるのが、
「どのパッドが、どこに対応しているのかを理解し、パッドを見なくても、正確にその位置が叩ける」能力
を身につけることです。

これは、他のどの音楽ゲームにもいえることだと思います。
「手元を見なくても叩ける」
というのが、最初の課題になります。

ドラマニだと、これが後々
「手元を見て叩ける」
という課題に変化してしまうのですが、レベル30ぐらいまでは、まずそれは考えないでいきましょう。

そこで、やっと本題に入りますが、最初の選曲です。

当然のことながら、曲ごとに設定されている難易度を見て自分に合った難易度の曲を選択していくのが最初だと思いますが、
ここで一つ注意しなければいけないことがあります。

それは、
設定の難易度は意外とアテにならない。
ということです。

プレイしてみて、クリアできなかった時、
「とてもまだこのレベルはクリアできない。」と思いがちですが、実は同じぐらいのレベルのほかの曲をプレイしてみるとすんなりクリアできちゃう、
といったことが多々あります。

あとは、最初の頃は、BPM(曲の速さ)もある程度信頼してよい、と思います。
特に、BPM120程度の曲は、練習として最適ではないでしょうか。
BPM120というのは、1分間に、4分で120回の拍子を打つ、ことを表します。つまりは1秒で「タンタン」と、拍子2回を打つことになります。
人間にとって、いちばんリズムを把握しやすいスピードだと思われます。

ここで、初心者に、特に一番最初にプレイする人にオススメしたい選曲を、いくつかピックアップしていきたいと思います。

選曲画面で、スタート地点付近にある曲、愛のしるし、CROSSROAD、波乗りジョニー、INNCENT WORLD
1曲目まずは、この辺りにチャレンジしてみるといいでしょう。

INNCENT WORLDは、BPM120です。人間が最も馴染み易いテンポだと思います。

もし、この曲をプレイして、ちょっと苦労したな、と感じた時は、2曲目波乗りジョニーに挑戦してみましょう。
さっきよりもスピードは若干アップしますが、INNCENT WORLDよりもほんの少し単純なパターンになると思います。

最初の1曲目が、比較的うまくいった、と感じた際には、
天体観測、my first kiss、アンダンテ等
この辺りに挑戦してみてください。
設定難易度的には、前述の曲とほとんど同じですが、実際には、ちょっとだけ難しくなっています。

スタンダードは3曲設定がほとんどだと思いますが、
この3曲のうち、1曲は「愛のしるし」を選曲してみてください。
これは、最初のうちの課題「パッドの位置を把握する」という意味では、最もオススメしたい曲です。

というのも、この曲では、全てのパッドを、ほぼまんべんなく練習することができるからです。
全部のパッドを使いますが、リズムはわかり易いですし、パターンも難しいものはありません。

最初の頃、3,4プレイぐらいは、毎回この「愛のしるし」を1曲入れるようにしていきましょう。
この曲で、ある程度安定してクリアできるようになれば、パッドの配置把握については、だいぶ分かってきたと思っていいでしょう。
最初のステップアップの土台として、活用していってください。

また、始めの頃は、やはり版権曲を選曲していったほうがいいでしょう。
曲調を知っている曲からはじめたほうが、上達度が早いからです。
それに、最初は、知っている曲を叩いていった方が楽しめますし。

それから、最初のうちは、「スコア」「繋ぎ」「判定」等の要素はできるだけ考えないで、楽しく叩いていきましょう。
「スコア」「繋ぎ」は、ちゃんと基本を練習していけば、結果としてついてくるものです。
また、パッドの配置がわかってきた曲は、少しづつですが、叩き方を今のうちからでも意識していってみましょう。今からきちんとした叩き方を身につけることができれば、後々の上達が、断然早くなります。
まずは、「ちゃんとパッドの真ん中を上から叩き降ろす」ということを意識しながら。


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