3/4 プレミアム

ネタがないときは、書き溜め物を放出。
これも、10月頃のものなので、ネタが古ぅございます。


今作から、プレミアムアンコールなるものが導入されています。

「エクストラステージでエクストラ曲を選曲し、パーフェクト率98%でクリアする。」

この条件を満たすことで、通常のアンコール「MODEL DD5」ではなく、
プレミアムアンコール「Timepiese phaseU」が出現します。
これは、ベーシックでやろうが、コンボが切れていようが、グッドが出ようが、
とにかくパフェ率98%表示であれば出るようです。

パフェ率98%

ドラムであれば、ほぼ絶望的な数字ですね。
ドラム単体エクストリームで出せる人は、果たして何人いるのでしょうか。

もしくは、スキルによる隠し曲解禁で出現させるしかありません。
しかし、これも解禁条件が、「スキル1100」と、
限りなく大きな壁が待ち構えています。
よっぽど達人の集まる店とかでなければ、出現させるどころか、
次回作での解禁まで見ることすらできない、
という人がほとんどになる思います。

まさしくプレミアム。
2DXやDDRのワンモア並の出現条件。

単体でのプレイがほぼ不可能となれば、
セッションでギター側に頑張ってもらうしか手がありません。
ギターであれば、そこそこのスキルを持つ人であれば
Agnus Dei(あにゅすでぃ)で98%を取ることができると思います。
エクストリームギターでも、1000超え近くの人間が一人いれば、
練習すれば安定して出せるようになるかと。
幸い、今作では、セッションメンバー中、誰か一人が条件を満たせばOK、
という仕様に変更されています。

ここで一つ思い出してもらいたいのは、今作のテーマとされている「セッションの強化」。

前々から思っていたのですが、
ドラムとギターでは、ゲームの仕様は全く別物であるのに、
判定やエクストラの出現条件は同じモノであるというのは、激しく不公平感を感じます。

AやS等の、所謂リザルト判定については
ドラムは、リズムを作り出すという性質から、基本的なリズムを連続して刻みつづける事が多く、
また、各パートの1チップが1コンボ分で計算されることから、
エクストリームレベルになると最終的にトータルノーツ数がかなりの数字になるため、
ちょっとやそっとのミスではリザルト判定が落ちにくく、
ある程度上達すれば、どの曲でも安定してS判定が取りやすいという性質があります。

ギターは、空弾きと見逃し、の2通りのミス判定があることから、
通常のミスでこの2通りのミス判定が同時にされるため、
1ミス=2ミスと計算される仕様という名のバグがあります。
また、どれだけのボタンを抑えようと1ピック=1コンボで計算されることから、
トータルノーツ数が少ないという特徴があります。
そのため、少ないミスでリザルト判定が落ちやすく、1ミスが命取りになり、
S評価を取り難いという性質があります。

このため、リザルト判定は、ドラムのほうがSを取りやすく、
結果、エクストラの出現条件はドラムのほうが条件が易しいということになります。

ではパーフェクト率についてはどうでしょうか、

パーフェクトの判定エリアは、ギタードラム共に同じ仕様になっています。

しかし、ドラムは、スティックでパッドを叩くというゲームシステムを取っています。
実際のドラムプレイに似た動作を要求されるため、
ギターやビーマニのように体の部位でダイレクトにリズムをとっていくゲームよりも、
微妙にリズムにズレが生じやすく、
安定したリズムキープにはかなりの熟練が必要になっています。

そのため、基本的に高いパーフェクト率を取ることが難しくなっています。
逆にギターでは、ボタンの操作が忙しくなることはあれど、
基本的にリズムをとっていくのはピッキングの操作なので、
ピッキングのリズムさえ合っていれば、
パーフェクトを維持したまま演奏するのはそれほど難しくありません。

それぞれのヒットポイントを、簡単なボタンに置き換えて考えてみると分かりやすいと思います。

ギターは、一つのボタンを指で直接叩いていくような動作。
ドラムは、正面に大きく広がった5つのボタンを指や手ではなくスティックを使って叩く動作に、
足元に置かれたボタンも加わり、さらにそれらを複合した両手片足の動作。
どちらが、正確なヒット判定を得易いかは、一目瞭然です。

パーフェクト判定については、ギター側のほうが圧倒的に安定して取りやすいということになっています。

これまでのエクストラ・アンコールの出現条件では、
全員の判定の平均で決まっていたことから、
どちらかというとギターが足を引っ張るようなことが多かったような気がします。
ギターの人気の低下には、このへんも関係しているのではないでしょうか?
となると、当然セッションの需要も下がっていたわけです。

こう考えると、今回のエクストラ・アンコール条件の仕様変更は、
この点において大きく改善されていると考えることができます。

まず、メンバーのうち誰か一人が条件を満たせばOK、という仕様変更。
これが前提として大きく貢献しています。
これまでのようにギターが足を引っ張るということがありません。
エクストラの出現については、ドラムが大きく貢献します。
ギターがぼろぼろでも、ドラムがしっかり仕事をしてくれれば、
とりあえず全員がエクストラを拝むことができるわけです。
アンコールの出現については、ギターの仕事の見せ所です。

ドラムのエクストラ曲は、どちらもなかなか難しい曲になっており、
EXレベルにおいては、両者とも90レベル台でP率98%どころかS判定すらも怪しくなってきます。
ここは、ギターの98%チャレンジということで、ドラムに恩返しをする場面と言えるでしょう。

例えプレミアム出現に失敗しても、S判定であれば通常のアンコールへ進めるわけです。
エクストラの条件とアンコールの条件はそれぞれ独立して考えられるため、
エクストラの条件をドラム側しか満たしていなかったからといって、
アンコール条件へのチャレンジの権利もドラムにしかないわけではありません。
アンコール条件は、「エクストラ曲で誰かが条件を満たせば出現」なのです。

このプレミアムアンコールというのは、
セッション促進のために導入された仕様なのかもしれません。
いつもドラム単体ばかりで、今回の条件に諦めを抱いている方は、
ちょっと考え方を変えてみて、「みんなで目指すプレミアム」を堪能するために、
セッション仲間を探してみてはいかがでしょうか。